来週、1月26日~30日までのポイントはこれだ!!! | マルメンライトのブログ


来週(26~30日)は、国内主力企業の2014年4~12月期の決算発表が本格化する。

28日は富士フイルム(4901)やコマツ(6301)、任天堂(7974)、29日は信越化学工業(4063)やNEC(6701)、NTTドコモ(9437)、30日には富士通(6702)、ホンダ(7267)、KDDI(9433)などが予定。

円安や原油価格の下落を受けて、市場では企業業績の上振れ期待も高まっており、各企業の業績見通しに関心が集まりそうだ。

 米国の14年10~12月期決算では、26日にマイクロソフト、27日にキャタピラーやアップル、ヤフー、28日にボーイングやフェイスブック、29日にグーグルやアマゾン・ドット・コムなどが発表を予定している。

 米国では27~28日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)も注目。市場では年内の利上げ開始を予想する声が多く、その時期を占う材料としてFOMC声明の内容を見極めたいとの雰囲気が強まりそう。


【注目ポイント】
日本 2014年12月の貿易収支
(速報、26日8時50分) 
予測値:7351億円の赤字

 市場予想の中心値は7351億円の赤字。30カ月連続の貿易赤字が見込まれているが、赤字幅は前年同月(1兆3072億円)から大幅に縮小するとみられている。

13日公表の12月上中旬の貿易収支は9468億円の赤字と、赤字額は前年同期比3割強減少した。自動車や半導体部品などの伸びで輸出額が13.4%増えたことが赤字縮小につながった。輸出企業の動向を占ううえでは輸出数量の増加基調が続いているかが注目ポイント。想定通り赤字縮小となった場合の円相場の動向にも関心が集まりそうだ。

米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)
(日本時間29日4時)
 前回会合でイエレンFRB議長は、利上げについて「少なくとも向こう2回のFOMCで始めるとは考えられない」と表明。
ただ、市場では年内の利上げ開始を予想する声が多く、その時期を占う材料としてFOMC声明の内容を見極めたいとの雰囲気が強まりそう。
原油安や海外経済の減速懸念など不透明要因も意識されるなか、先行きの経済・物価動向に対するFRBの見解が注目される。

欧州 1月の独Ifo景況感指数(日本時間26日18時)
 12月は前月比0.8ポイント上昇の105.5と、2カ月連続で上昇した。原油安やユーロ安が景況感改善の主な要因だ。

欧州経済研究センター(ZEW)が20日発表した1月ドイツ景気予測指数はプラス48.4と前月比13.5ポイントの大幅上昇となった。「資本市場の混乱やギリシャ選挙、スイス国立銀行によるスイスフランの上限撤廃はドイツ経済の見通しに変化を与えなかった」(ZEW)ようだ。欧州中央銀行(ECB)は22日に国債購入を含む量的金融緩和の導入を決定した。欧州経済の牽引役であるドイツ経済の好転を示唆する指標が続くか引き続き注目される。

▽決算 
富士フイルム(4901)が4~12月期決算を発表(28日15時)
 会社側が2015年3月期の連結営業利益を前期比14%増の1600億円を計画しているのに対し、アナリスト予想の平均であるコンセンサスは1706億円と7%程度の上振れを見込んでいる。
インスタントカメラ「チェキ」やデジカメ、医療機器などが堅調で利益を押し上げると期待されているようだ。
同社は昨年11月に2014~16年度に配当・自社株買いを通じて2000億円強を株主に還元すると公表しており、具体策を明らかにするかも注目ポイントのひとつ。
市場では1~3月期中の自社株買い実施を予想する声もある。

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