日銀、初のマイナス金利で短期国債購入!! | マルメンライトのブログ


9月10日 

昨日は満月。
更に昨日は大事件がおこった!
日銀がマイナス金利で短期国債を購入したのだ!!
マイナス0.004%という金利。
満期までもてば、確実に損をする国債である。

売ったのは某大手金融機関。

日銀は損失覚悟でマイナス金利国債を買ったのだ!
インフレターゲット2%達成の為に。

1000兆円の借金の返済は普通に考えたら無理である。打開策はインフレにして返済するしかない。

どういうことか?
簡単に言うと
、例えば、1000万の借金をして10年後に返す場合、10年後に物価が1.5倍になっていたとすると、現在の借金の価値は1500万円になっているはずである。
しかし、借金の額は1000万円のままだからお金を借りた人は実質的に500万円得をするということになる。
つまり、インフレにする事によって国の借金を返すしか方法がないのである。

例えば、皆さんが大好きな貯金の場合。
ほとんど付かない利息を無視した場合・・。

年率2%で物価上昇が進むと、仮に現在1000万円の現金があった場合、5年後の価値は約906万円10年後には820万円の価値しかなくなるのである。

今まではデフレだったから、この逆だったけど、インフレターゲット2%と言うのは実はとんでもない事なのである。

一般的に10%程度の円安が1年間継続すれば、物価上昇は0.2%押し上げられるという計算である。
アベノミクス直前の為替80円から計算すると、為替が1ドル120円程度になるとちょうど2%の物価上昇率が達成される計算だ。

更に、株価の上昇によって物価を1%上昇させるには株価が2~3倍にする必要がある。
実際、物価上昇率は1%ぐらいで株価は8000円から約16000円まで上昇したのだから、2%のインフレ目標に達する為にはアベノミクス直後の3倍近く株価が上がらなければならない。

上記の理由で、個人的には為替1ドル124円、株価20000円と言うのが、物価上昇率2%達成時の為替と株価の予測である。

国策がインフレターゲット2%なのであるから、逆算すれば、為替も株価も予測ができるのである。



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