11月18日
情熱の国、スペイン国債も利回り6.8%でほぼアウト。
ギリシャに始まりアイルランド、ポルトガル、イタリアそしてスペイン。
フランスは時間の問題。ベルギーの国債利回りも5%ですのでもうすぐです。
欧州危機により、米国株価、特に金融株が暴落。
なんで欧州危機なのに米国の株価が大幅安なのか?
米金融機関は大量の欧州債券を保有し、更に欧州の銀行に出資しているからです。
例えば、米金融機関が持っているPIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)の債券は約1800億ドル。
ところがフランス向け債権は、それ以上の約2700億ドルですから、今後債券利回りの上昇(価格は下落)がフランスに波及した場合、致命傷になります。
実際もうフランス国債の利回りは上がり始めています。
ですから、欧州サミットで、サルコジ大統領が鼻息を荒くしてギリシャは大丈夫といっていたのが何の意味もなかった事になります。
こーゆー事になると思っていたのは、ドイツのメルケルさんだけでした。合掌。
さて海外市況、待ちに待ったプチクラッシュです。
ここからの突っ込みは買い増し作戦。
特に金は、MACDも昨日夜間寄り付きで暫定売りサイン。値段的にも11日の安値3240円を下回ってからの下げが早かったです。
となりますと、いつもと同じですが、切り込み線の出現を待って買い増しということになります。
4000円から4510まで約500円上昇し、約半値押し。
出来高に注意しながら突っ込み買い作戦開始になります。
原油、100ドル越え後にすぐ失速。
それでもガソリンよりヒーティングオイルの方が強いと見る。
穀物は大豆強気のコーン弱気に変化なし。
これで年末までの相場のふるい落としが完了すれば、面白くなりそうです。
で来週1週間はこのブログの更新はお休みになります。
みなさま良い週末を。