彼岸底だった??? | マルメンライトのブログ

9月28日 

最近の流行りは欧州金融安定基金(EFSF)である。

EFSFの資金規模を5倍に拡大する案が浮上。換金売りの必要性が無くなったから株価もオイルも金も買い戻しが入る。

実際資金規模が5倍になれば債務危機は(目先)乗り越えられるかもしれないけど、その後の対策は全くない。
結局、借金だけが残る構図は変わらないのである。
ドイツのリスクは試算で48兆円。こりゃドイツ人も怒るゎプンプン

さて、暴落後の戻りを演出している貴金属。
大火傷続出後はそれなりの自律反発である。
取組み高よりも出来高が多いという珍現象。買い不変。

中央銀行金協定に基づく昨年度の保有金売却は1.1トン。発足以来の低水準。
欧州やアジアの中央銀行は準備資産において、金の割合を増加させているのは間違いない。
相場は乱高下だけど、世界的には今後の爆発の下地はできている。

買い玉は季節外れの大掃除できれいさっぱり退場。

金が高い!金が高いとマスコミが騒ぎ始めてから参加しても遅い。
ずーっと前から金に注目していた投資家は種玉があるから助かったようだけど、スケベ心の最近の買い方はご臨終。

ん~まさに彼岸である。


で、原油は急伸。
ペンシルバニアのトレイナー製油所が6カ月閉鎖。
世界的な製油所不足で、製油所の稼働停止のニュースには敏感に反応する。


穀物。更に小麦が良い感じ。収穫期の売り圧力はもう終わり。
個人的には大豆の在庫は危機的な水準だと思っている。


んで、やっぱり非鉄が上がると商品全体は元気が良い。

銅もニッケルもアルミも爆裂!!!!!

EFSFの拡大期待か??



まー歴史的な下げの後は相応の戻しがあるはず。

年末にかけての仕込み場でございます。



それにしても玉将羽生氏の20連覇を阻止した金将銀将飛車渡辺新王座は天才だ!!
将棋の駒王将歩兵角行竜馬と金