9月7日
スイス中銀が対ユーロで自国通貨の上昇を抑える為に、無制限で通貨介入を行なうと発表した!!!背水の陣!!
当然日本の通貨当局にはそんな度胸もお金も無い。
金額無制限で売り介入実施にはインパクトがある。
しかし、スイスが2010年に1400億スイスフラン(13兆円)をつぎ込んでユーロ買い介入を実施した時は260億スイスフランの損失を出して、失敗に終わっているため、今回の介入が成功するかどうかはわからない。
お金がなくなったらゴールドを売ってまで介入するか?それはないか。
さて、再びギリシャがヤバい状況になってきた。今月半ばにIMFなどからお金を融資してもらう予定だったのに、追加の赤字削減策が決まらない為、融資してもらえるかどうか微妙になってきた。
またまたデフォルトの危機。 流石にドイツも他国の借金を肩代わりするのはもうたくさんだ!!ギリシャに融資するのは違法なんじゃないか?と裁判までおこしはじめた!!!EU分裂の危機。
さて話がそれたけど、商品市況。
金は一代高値更新後の一服状態。急落すればすかさずアジア勢が買ってしまう状況で死角はない。
ロシアも今週に「3トン買います宣言。」
ちなみにさだまさしは「関白宣言」!
ゴールド買い維持。突っ込みのみ買い増し不変。
この水準はまだまだ安い。
原油。石油製品が好調。特にヒーティングオイルが良い。
直接関係はないけれど、ロシアVSウクライナの天然ガス価格「ガチンコ対決」からも目が離せない。
ロシアは高く売りたい。ウクライナは安く買いたい。欧州はウクライナ経由で天然ガスを調達している所が多いから、ロシアの天然ガス供給が止まると大変なことになります。
で、大豆・・・。ここまでか・・・。
国内大豆チャートは小学生が見てもよくない・・・。押し目完了待ち。
高値がほぼそろって、大陰線・・・。
我慢。
コーンは興味なし。
とにかく、ギリシャをはじめとした欧州債務問題は根っこが解決しないから、ゴールドが買われる運命。
米地区連銀経済報告には少し注目です。