6月24日
原油が再び死亡遊戯。
IEA石油備蓄放出で一気に売られた。
最後の手段の石油備蓄放出。
カトリーナ来襲以来の出来事で、1974年のIEA創設以来3回目。
これは事件だ!!
ということは、これ以上の材料なし。陰の極
オイルマネーが回らなくなれば、株が下がる。株の損失を他商品の儲けでカバー。金は一時的には売られるけれど、数か月に一度のプチクラッシュに過ぎない。
国内定期市場は出来高みながら押し目買いのチャンスか?
穀物はコーン買いの大豆売りか??
さて日本国債について。
米国のファンドマネージャー「カイル=バス」氏 リーマンショック時にカラ売りで初期投資の7倍を稼いで注目を集めた人物。
彼は昨年7月にヘッジファンド「ジャパン・マクロ・オポチュニティーズ・マスターファンド」を最低投資額25万ドルで募集。
1億100万ドルを集めた。
すでに今春募集を締め切っている。
このファンドは日本国債の5年物、10年物、30年物の価格低下と円安に賭けるて資金運用をする。
彼は2010年頃にも日本の国債利回りが3%上がれば儲かる証券を600万ドルで購入済みである。
テキサスの大豪邸の住宅ローンも円建てで組んでいるという筋がね入りの日本売りの投資家である。
日本国債の外人保有率は6%である。米国債は60%が海外保有である。
ここが日本国債の弱点である。国内の機関投資家も最近、国債を買わなくなり、「個人向け国債」なる、訳のわからないネーミングで国民に借金を押しつけている。
日本国民の貯金1400兆円が日本国債を支えている。
彼は今後2~3年以内に日本の貯蓄率はマイナスになり、自前の資金調達を不可能にすると予測。
彼曰く、「日本の有毒国債による危機は、世界が経験した中で最大規模になる可能性がある」と。
彼の計算によると金利が2%上昇すると国債利払い費用は20兆円増加する。金利が1%上がるごとに利払いコストが日本の税収入の4分の1ずつ増えるというとんでもない状況なのである。
彼以外にも、ハーバードのロゴス氏が「日本の財政危機はスローモーションで、確実にやってくる」とコメントを出している。
さらに震災後に米大手ヘッジファンドの「グリーンライト」のデイビット氏も日本売りを顧客に推奨している。
日本の霞が関のOBが退職金を「円」以外のものに換金しているというのも、あながちガセではないようだ。
「円」が紙くずになった時、あなたはどうしますか???
ユーロも危ねー、円もヤバい、ドルもちょっとねぇ~・・・。
人民元でも買うか?それともゴールドを買うか。
という事で、なんもかんも季節外れのバーゲンセール!!!
お買い得品はどれかな???