円安祭り開催中!! | マルメンライトのブログ

4月4日(月) (2日に更新しました)





円安である。これに尽きる。



たしか1週間前に円安予想の記事を書いたはず。

「まさかこんなに円安になるとは!」と思った方が多いはず。

相場は大衆心理と逆に動く。



ジョージ・ソロスも「大衆は常に間違っている」という名言を残している。



クリック365の大衆玉に大きな偏りができた時は、機関投資家の餌食となる。



押して知るべし。





さて、貴金属。ドル高だから、現物が安いのは当然。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した3月29日現在のファンドの明細は、買い越しが19万3121枚。前週より1万8284枚増えた。

地震の前の3月1日頃の水準に戻っている。



株安によるポートフォリオの崩壊で、株の損失を原油や金の利食いでカバーしたファンドが再び買い始めている証拠である。



金押し目買いは永久不滅である。白金も買い方針。MACDは買わずにいられない買いサイン点灯である。





で、やはり灯油が良い。



原油の在庫はジャブジャブである。でも製品価格とは、何も関係ない。



JPモルガンチェースは、OPECが中東の供給崩壊分を増産しなければ、北海ブレンドが4~6月に1バレル130ドルまで上昇する可能性があると見方を発表。なんとも控え目な数字である。



以前から言っているように、原油単体では、クソの役にもたたない。

精製して初めて、価値が出るのである。



世界的に原子力発電の自粛ムードが広がり、これから先進国が集中する北半球は夏場を迎える。

当然、電力消費は加速する。点検という名のもとに、原発を停止している国が増えてきた。

仕方がないので火力発電頼みとなる。



ちなみに日本国内の火力発電の燃料の内訳は石炭(約40%)、天然ガス(約40%)、石油(約15%)、その他5%である。



日本は石炭の消費量は世界一。これから石炭需要も世界的に増えて、石炭の価格も上がりそうである。

コアラだから石炭を大量に埋蔵しているあの国の通貨は強いのだ!オーストラリア



さらに、石油の主成分ケロシン。ナフサより重くて、軽油より軽い成分である。ジェット燃料やロケット燃料にも転用可能である。



さらにさらに、日本全国の水不足で、ペットボトルが不足。

飲料メーカーのサント〇ーが大量に買い占めたとの噂もある。





原油→石油精製工場→ナフサ→プラスチック原料→プラスチック加工→プラスチック製品となる。(小学校の教科書より)



原油は蒸留して、気体になる温度差から、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、重油、アスファルトに分けられる。(小学校の教科書より)



何が言いたいかといえば、原発停止、ペットボトル不足のこの時期に灯油は押し目買い作戦しかないということ。

まー小学生でもわかりますな。





時々、「温かくなってきたのに、なんで灯油がまだ上がるんですか?」なんて質問がありますが、いまどき灯油って暖房燃料だけの需要なんて考えている事自体お話になりません。



という事で、金も灯油もかなり良い感じになってきました。買い玉維持。





今週も頑張りましょう!!






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