3月29日
福島第一原発から微量ではあるが、プルトニウムが検出されたようだ。結構怖い。まさかの展開である。
昔、ナニワ金融道っていうマンガで、悪徳金融マンが、プルトニウムと南京豆の先物取引を勧めていたのを思い出す。
芸人の「赤いプルトニウム」は「赤プル」に芸名を変えたらしい。
「赤プリ」みたいである。
さて、国内定期市場。月末、年度末に向けて、多少の玉落ち、利食いは想定内である。狙いは月初恒例、ファンドの買いである。
とりあえず、今日は非鉄から。
ロンドンのアルミ・アルミ合金・銅・ニッケルすべて安い。明らかに福島原発でプルトニウムが検出されたことが原因である。
東電の副社長は「人体への影響はない値だ」と言っているわりには、東電幹部や内閣の誰一人として、原発に足を踏み入れない。
人体に影響の無い放射線はこの世に存在しない。
現在、東電の下請けの関連会社の方が命がけで作業をされてるようである。とにかく放射能には気をつけていただきたい。
東日本の運命はこの方々の頑張りにかかっている。
さて、貴金属は昨日も書いたとおり春休み中。東京はサクラの開花宣言が発表されたが、ニュースにもならない。
昨日の夜の金の急落は、連銀の理事が国債買取政策の転換とのコメントを出したことによる一時的な下落で、何ら問題なし。
白金は東北地方の自動車関連工場が打撃を受けて、世界的に自動車生産が落ちるとの懸念が出ているけど、レアアースの時もそうだったように、一時的である。
特に白金はここ数年、4~6月に結構動いている。興味のある方は過去5年ぐらいの春先の白金の動きを復習。
オイル。昨日は安かったけど、個人的には買い方針変わらず。
世界的に原発の点検が進み、稼働率が落ちている。これから建設されようとしている原発は建設中止になって、工事がストップしているところもでてきた。
必然的に化石燃料に対する需要が増えるのである。
国内電力供給も毎日書いているように、火力発電任せである。
夏に向けて灯油が更に面白い。
穀物。個人的には売りだと思いますが、休戦中。
なんとなくクリスタルである(古いっ!!)