大型特殊二種技能試験受験・・・その4
前回から10日。いつもの如く、証紙を購入し、視力検査。深視力検査というのが、曲者ではあるものの、今回もなんとか合格。4番で試験の受付。今回も受験番号は頭に2はつかなかった・・・。気になるコースは・・・1番。1番のコースは課題の方向変換が左に入って、右へ出ていくコース。一種で合格しているコースとはいえ、やや抵抗はあるコースではある。今回、少し、時間があるので、久々にコースを歩いて下見。頭の中でイメージしながら、歩いてはいるものの・・・あれ?コース、課題を出てから、どうだったっけ・・・・?何か、これ、違うよな?携帯に記録してコース図を確かめるも・・・・しまった・・・。記録した画像を削除してしまっていた。とりあえずは、一応、下見だけは敢行し、待合室へ。すかさず、コースをチェックすると・・・がび~んコースを間違えていた。いやいや、ここで気がついたのが幸いというもの。再度、コースを復習する。隣では、大型仮免の受験らしい小柄なガテン系の若い姉ちゃんがコースをチェックしていた。待合室を見渡すと・・・・。外国免許からの切替らしい、外国人の人、そして、何やら、背中まで刺青の入った危ない系の兄ちゃん等など・・・・。果たして、この兄ちゃん、一体、何を受験するんだろう・・・・?すると、「はい、それでは、普通仮免の方、集まってください。」と声がかかると、そっちの方に歩いていった。ここに来るという事は、やっぱり・・・欲しいんだよな、免許が・・・。「はい、大特の方、お願いします。」と、見ると、受験者は私と私よりも年上の男性の2人だけ。試験官は前回と同じ試験官。「今日は、キャンセルがありましてね。お2人だけという事になりました。」ということで、いつも通り、注意事項等の説明。順番は一種の方からで、私は2番目。一通りの説明の後、「何か、質問は?」と訊かれ、「ありません。」と答え、なぜか、つい、笑みが漏れる。「まあ、緊張せず、普段の力を出して運転してください。」と試験官。いよいよ、下に降りて、試験開始。最初に一種受験の男性が乗り込み、一通りのチェック。ウォームアップの後、走行開始。スムーズに走りだし、乗り慣れている雰囲気が感じ取れた。徐行が気持ち、速いように感じはしたものの、課題もきれいに決めて、完走。試験官からアドバイスをもらい、いよいよ、私の番。いつもの如く、一応、車体チェックし、後方を回り、「お願いします。」と一声かけて、乗車。発進前にギヤのチェック、ウインカーのチェックをしていると、試験官から「ウインカーは自動で戻りませんからね。笑」とのアドバイス。そう、前回のことは試験官もしっかりとご記憶だった。なんていったって、前回は合図だけでダメでしたから。^^;窓が開いているのを確認し、ミラーもチェック。試験官に「シートベルトはよろしいでしょうか?」と確認すると、試験官は「ああ、いいですよ。」と頷きながら、答える。まあ、一応、お客様を乗せる二種免許ですから、その辺は気配りしないとですね。エンジンを始動し、バケットの操作。試験官から「はい、よかったら、いつでも出て下さい。最初は慣らし運転からです。」という事で、7点確認、合図、発進。すかさず、Uターンして、左へ合図し、発着点へ。いよいよ、大特二種、技能試験、開始。合図を出し、左方からの試験車両の存在をチェックし、外周の直線へ。ここで、すかさず3速へ入れて、アクセルをいっぱいまで踏み、指定速度25km/hへ。30km/h付近までメーターの針が差したのを確認し、車線変更、速度を落とし、交差点へ進入。前の横断歩道をチェックし、ゆっくりと、慎重に、交差点へ進入、右折。しかし、どうも、ペンが走ったような・・・・。ここで、すぐに車線変更、右折し、踏み切りへ。音を確認し、ゆっくりと、2速のまま、徐行で踏み切り通過。左の道路を確認し、外周へ戻り、いよいよ、鬼門の手前の課題へ。これが、もう、一番の鬼門。方向変換場所のチェック・・・・あれ?忘れたかな・・・?方向変換場所に進入し、一旦停止。7点確認で、ギヤをリバースに入れ、後進。と、あれ?どうも、いつもより、切り方が遅れたのか、ものすごーく、右側がギリギリになってしまった。まずい・・・。接触する。仕方ないので、一旦、切り返す。もう一度、やり直すも、やっぱり、ギリギリ。後輪が本当にギリギリで、なんとか、納まった。7点確認で、合図を出し、方向変換。が・・・行けると思ったものの、車体が思うように曲がらず、左前輪が微妙に。やむなく、7点確認し、切り返して、やり直すも、どうも、思うように車体が向いてくれない。が、とにかく、ノブでというのを思い出し、とりあえず、ノブを使ってハンドルを思い切って、どんどん切っていくと、なんとか、体制を持ち直し、方向変換を脱出することができた。やっぱり、この車はノブを使ってハンドルを切らないとダメみたい。特に課題では、このノブを使うのは必須かも・・・という事が10回目の乗車にして、ようやく、わかってきた・・・。これで、10回目で、おまけに一種持ちにも拘らず、今回もきれいに一発という訳にはいかなかった・・・。発着場の方を見ると、待合室に居た姉ちゃんがこちらの方を立って、試験の行方を見ていた。外周に入り、再び、3速へ。左折準備の進路変更の合図と左折30m前での合図で交差点。交差点を通過し、左折し、一時停止。ここを慎重に左折、左折で、交差点をまっすぐ。すぐに進路変更で右折。優先道路通過で徐行、そして、一時停止。しかし、右折の為の右寄せでちょっと、白線を踏んでしまった・・・。とはいえ、思い切って寄せて行かないことには寄っていかない。やむなしといったところか。今回は一車線での進路変更については、今までよりも注意してつもりだったが、果たして、どうか・・・。一時停止を慎重に前進し、右折。障害物を目視、合図を出して、車線変更、障害物確認、車線変更、第1通行帯へ戻り、左に合図を出して、コース離脱。右へ合図を出して、すかさず、左合図、2速のまま、ゆっくりと発着点へ。ギヤをニュートラルに戻し、ブレーキは踏んだまま、最後のバケット操作、サイドブレーキをかけてエンジン停止。「はい、お疲れ様でした。」と試験官。「うーん、方向変換がねえ・・・。他の運転技能に関してはいいでしょう。」ということではあったが・・・。ここから貴重な試験官のお言葉が続く・・・。「お宅の場合ね。しっかりと確認してくれているし、そういう運転というのは好感が持てますが、それでいいんですか?というのもあって、基本は前なんです。つい、見過ぎて、車が振られてという事がありますよね。確認ができたら、情報を入れて、すぐに前へ。」そう・・・この辺りの指摘は以前、亡くなった兄貴分とバイクでツーリングに行ったときも指摘されていた事ではあった。試験官いわく、わき見ではないが、気になったとの事だった。とにかく、あまりに確認に気を取られて、逆に前が疎かにならないように。合図はどんどん出していっていい。とにかく、先を読んで、前もって、先へ先へ。それと、車線変更の方法。これは、普段からそういう癖がついてしまっているのではないか?との事だった。うーん・・・やっぱり、見てないようで、しっかり、チェックしている・・・。そんなこんなで、2回目の受験も終了。まあ、感覚としては、なんか、前回よりもボロボロになっている感じで、3回目受験もやむなし・・・という感じではあった。結果発表の為、4番窓口の前で待機。外を見ると、大型の試験で大型トラックが走っている。見た感じ、かなり、スムーズに走っているように見えた。今後の参考のため、運転を観察させてもらう。と、ピンポンパンポン♪と例の発表の合図。「ただ今より、大型特殊一種、二種技能試験の合格発表を行います。」とのアナウンス。という事は、少なくとも、今回は2人のうち、どちらかが、合格ということか・・・。とはいえ、このアナウンスから、フェイントの如く、まだ、タイムラグがあるので、ギリギリまで、大型の試験を観察する。と、モニターに受験番号が表示される。大型特殊二種。おお、あった!やった!一種から数えること、通算10回目の乗車にして、なんとか、二種までたどり着いた。早速、試験官が受験票を持ち出し、「はい、おめでとうございます。それでは、むこうで2050円の証紙を購入して、戻って来てください。」とのこと。すぐに、証紙を購入するも、窓口の若い女の子が慣れていないらしく、証紙の発行に手間取っていた。なんとか、証紙を手に入れ、免許の申請の手続きへ。先に一種の男性が撮影し、その後、すぐに私の撮影。前回、眼鏡をかけたままだったので、今回はしっかりと眼鏡を外して、撮影。試験官から「まあ、微妙だったけどねえ・・・笑」と言われ、もう、それは重々承知だったので、神妙に、承知しておりますとばかりに、頭を下げた。^^;「はい、軽くアゴを引いて,はい!」無事、撮影完了。前回は、南海のブルゾンでの撮影だったが、今回はカワサキブルゾン着用での撮影となった。程なくして、免許証が出来上がり、試験官から手渡された。「じゃあ、住所氏名に間違いがないか、確認してください。」間違いなく、大特二の文字が入っている。大自二の文字もしっかり残っている。免許を手渡した後、試験官が「ここの試験場の車両というのは、本当は公道を走るよりも、どちらかというと、工事現場で使う車両なんですよね。どちらかというと、公道で乗られるのは、クレーン車なんかになると思うんですが。大型特殊という車自体が、普通の車のようにスイスイ走るというものではありませんので、止まるべきところで、いかに止まれるかという事も大事になってきます。」似たような言葉、むか~し、どこかで聞いた・・・。そう・・・。あのヤマハワークスライダーの平選手がNHKのFM番組、日曜喫茶室に出演されたときに、「スピードを出すのは簡単。スピードを出す事よりも、止まる事を覚えて欲しい。」というような事をコメントしていたんだ・・・。バイクと大特、一見、まったく非なる乗り物のはずなのに、トータル、10回の受験を通して、意外な所で共通している部分がある事に気付かされた。「今後、乗られる事があれば、ぜひ、その点を注意してお願いします。」という試験官からの貴重なお言葉を胸に刻み、試験場を後にした・・・。さて、次はどうしようか・・・。まだまだ、挑戦は続く・・・・多分。