角松敏生
那覇のローソンの前を通りかかったら、久々にお気に入りのアーチストの名前を目にしました。彼を知ったのは、85年頃だったでしょうかね。同級生から、彼のことを教えられ、当時、私は浜田省吾なんかを熱心に聴いていたのですが、あるとき、ラジオから流れた12インチシングル版の「初恋」を耳にして、魅入られてしまいました。そのことを同級生に話すと、「そんな唄があるの?でも、角松敏生の唄というのは、英語のタイトルばかりのはずなんだけどなあ・・・。」確かに、あとで、調べてみたら、発売されていたタイトルはほとんどが英語表記のものばかり。GIRL IN THE BOX,TOKYO TOWER,YOKOHAMA TWILIGHT TOWN,DO YOU WANNA DANCE,NO END SUMMER などなど。角松ファンの彼も発売されたばかりの12インチシングルの「初恋」のことは、まだ、知りませんでした。ぜひ、もっと、あの曲を聴いてみたいと思い、決して多くはない、自分の小遣いの中から、レコード店で12インチシングルを購入。これまた、当時、古道具屋で購入したばかりの1万円のモジュラーステレオで「初恋」を耳にしました。ニューヨークでロケをしたというジャケットもなかなか、格好よく、衝撃的でした。このときのレコーディングのバックミュージシャンというのがすごい面々なんですよね。コーラス:吉田美奈子、ピアノ:リチャード・ティー、ほかにマーカス・ミラー、ボブ・ミンツァなど等。結局、この角松敏生を基点に、私の音楽の趣味が若干変わっていくことになりました。角松敏生のバックコーラスを務めたことのある、彩恵津子さんの曲を聴くようになったのもこのしばらく、後くらいからでしょうかね。その後、就職してから角松敏生のアルバム、シングルは何枚か購入しました。今でもお気に入りなのは、「初恋」と「ベスト・オブ・ラブ」のB面に入っていた"You are not my girl"ですかね。私はてっきり、二股をかけることになってしまった女性と、その女性に翻弄される男の悲哀を歌った唄だと思っていたのですが、何年か後、ラジオで語っていた彼の言葉によれば、男女の不倫を意識して作った唄だそうです。あと、国分友里恵さんとのデュエット、"It is hard to say Good bye"なんかも良かったですね。(二番目の娘が生まれたとき、国分友里恵さんの名前を頂くことにしました。)平成に入ってから、なにやら、角松敏生の音楽の路線というのが変わってきました。琉球音楽にかなり魅せられてしまったようで、彼の音楽スタイルも明らかにそれに影響されているというものが増えてきました。以後、私は角松敏生は、あまり、耳にすることがなくなってしまったのですが・・・。伝え聞くところでは、その後、スッチーと結婚するも、ほどなく、離婚。音楽活動も休止。しばらく、音沙汰なしと思いきや、「長万部太郎」という、一見、演歌歌手か?と思えるような名前で、音楽活動を再開し、98年の長野オリンピックのテーマソング、「WAになっておどろう」を歌ったりもしてました。久々に目にした角松敏生のコンサートのポスターを見て、ふと、20年以上も前のほろ苦い思い出なんかも一緒に蘇ったりなんかしたわけであります。で、その角松敏生の沖縄でのコンサート。8月に沖縄市で開催されるようです。ほかに、新良幸人、下地勇など、沖縄音楽界の一線級の人達ともあいまみえるようです。http://www.toshiki-kadomatsu.jp/