「8耐って、すごいレースなんだろう?」
いよいよ、明日から8耐です。とりあえず、明日はバイク屋に行って、フロントタイヤの交換をして、時間が取れれば、タイヤの慣らしがてら、金曜日くらいに予選を観戦して、土曜はパスで、日曜の決勝を観戦できればと思ってます。しかし、8耐といえば、昔はGPの狭間にあって、だいたい、フランスGPが終わって、翌週に8耐があり、その翌週に英国GPという感じで、中堅以上のGPライダーはドーバー海峡を越えるのに、日本経由で渡らないといけないという、とてもハードで、リスクのある道のりだったのですが、近年は、GPもサマーバケーションを取るようになり、以前ほど、GPレギュラー組にとっては、この時期はハードではなくなりました。が、そのしわ寄せは、ワールドスーパーバイク組に行っているようですね。先の日曜にチェコでのレースがあり、そして8耐、更に、英国、ブランズハッチと、シーズンの開催レースはGPに比べ、少ないながらも、シーズン中では一番タイトなスケジュールになっています。(とはいっても、SBからの参戦者は数えるくらいしかいないのですが・・・。)さて、話は変わって、今を遡ること、9年前のダッチTT観戦したときのこと。当時、滞在していたホテルで、ホンダVTRに乗るスウェーデン人の青年と話をする機会がありました。盗難ブザーの調整をしていた彼の姿を覗き込んでいたら、彼の方から話かけてくれました。なんでも、彼はスウェーデンからフェリーにバイクを乗せ、ドイツのエムデンという港町を経由して、アッセンに来たとのことでした。普通に陸路で来たら、5日かかるそうです。北欧のスウェーデンで、時期的に、いつ頃までバイクに乗れるのか、尋ねたところ、だいたい、3月くらいから、10月くらいまでとのことでした。ただし、3月、10月の路面はスリッピーだそうです。(苦笑)その彼と、このダッチTT、オランダGPの他に、ベルギーのスパ・フランコルシャンでの耐久レースの話、そして、鈴鹿へと及んで来ました。「鈴鹿の耐久レースというのは、ものすごい人が集まるんだよね?すごく、有名なレースだと聞いている。ものすごく、エキサイティングなレースなんだよね?いつか、観戦に行けるといいな。」というような事を話していました。このときは、正直、私は答えに困りました。(というより、英語で説明するのがやっかいだったというのが正直なところですけど・・・。)すでに、98年当時の8耐というのは、全盛期と比べ、観客の入りも落ち込んで来ていて、参戦ライダーの面々もかつてほどの派手な選手は少なくなり、以前のように、二輪ロードレースのいろんなカテゴリーから参戦して来るということも少なくなってきていました。その後、観客数は減少の一途を辿り、今年も30周年というわりには、当初の予想とは変わり、いわゆる大物ライダーの参戦が少ないというのは、ちょっと、寂しい気はします。ただ、大物ライダーの参加が減った分、プライベーターの参戦が多くなり、観客とライダーの距離も近くなってきて、ある意味、フレンドリーになってきているような気もします。観客が少なくなった分、観戦エリアの移動も楽になり、いろんな場所で容易に観戦できるようにもなりました。華やかさが影を潜めた分、容易に観戦できるようになったのは有難いですね。8耐というのは、ある種、マニアックなレースで、その辺の見方を心得ている人でないと、レース自体は楽しめないかもしれません。以前にも書いたように、あまり、レース内容に期待し過ぎると、(えっ?こんなものなの?)と期待ハズレに終わるかもしれないです。しかし、思い切って、「8耐は、決して、面白くない!」と割り切ることで、意外にも観戦のポイントが見つかり、結構、楽しめるかもしれないです。レースは蓋を開けてみないとわかりませんが、まあ、こと、8耐に関しては、あまり、ドラマチックな展開は期待せず、肩の力を抜いて、観戦に行きたいなと思ってます。