所詮は小手先・・・
この何年かで、PCが急速に普及し、インターネットにより様々な情報が入手できるようになりました。お陰で、極々平凡な一般市民の私もこうして、皆さんに私のつたない意見を発信できるというご利益に預かっているわけであります。が・・・。その反面、ちょっと、考えてしまうこともあるわけでして・・・。どうも、最近は小手先だけで、世の中を渡っていこうとする人間が増えてきているように思えてしかたないんです。例えば、英語などの外国語を学習し、それを翻訳しようとする場合。私の感覚からすれば、テキスト片手に、それなりに、読んだり、書いたり、聞いたり、話したりしながら学習し、それなりに時間をかけて習得していくと思うのですが、ところが、今はそういう勉強よりも、翻訳ソフトの使い方をマスターして、いかに、それをうまく使いこなせるかということが、いつのまにか、学習?方法になってしまい、それで良しと勘違いしている人が、もしかして、増えてきているのではと思えるんです。また、算数や数学の計算にしても、手計算ではなく、いかに計算機をうまく使いこなすかとか、書道にしても、墨と筆で半紙に練習するのではなく、ワープロソフトの説明書を読み、使いこなして、プリントアウトできればOKとか。要は、PCなどの機械に頼りすぎて、実力をつけるということを見失っているのではと。まあ、多種多様な価値観のある、この世の中を生きていくうえで、そういう対処の仕方もありなのかもしれませんが・・・。ただ、言えることは、年がら年中、翻訳ソフトを使っているだけでは語学は習得できないだろうし、PCのキーボードを叩いたり、マウスをいじってワープロソフトを使いこなせたところで、字を書かなければ、ずーっと下手なままで、書道がうまくなるわけもなし。いつだったか、あのデーモン小暮閣下がこんなことをおっしゃっていました。近年、音響技術が進化して、いわゆる、世間から下手と呼ばれる人でもレコーディングでは、そこそこ、仕上がってしまうのだとか。ところが、そういう機械だけに頼ってレコーディングしている人というのは、当然のことながら、生で歌えない。歌手として、CDを出していながらも、「ライブができない!」という事態に陥ってしまうのだそうです。「だから、CDでいいなと思って聴いていても、実際のステージでは歌えない、ライブのできない歌手というのがいるんだよ。」このようなケースが実際にあることにデーモン閣下は驚いた様子でコメントされていました。実際、私も最近、周囲を見渡してみて、ソフトや計算機などの機械だけを使いこなしていれば、あとはOKと考えている人間が意外に少なくないように思えるんですよね。まあ、私みたいに学校の成績は下から数えた方が早く、のほほんと生活している私が言っても、説得力に欠けるかもしれませんが、でも、こんな私でも、やっぱり、ちょっと、考えるんですよねえ・・・。「そういうのって、どうなんだ?やっぱり、なんか、おかしくないか?いや、やっぱりおかしいだろう?」と。