WBC
もう、先週はずーっと、これですかね。幸い、休みがもらえていたので、決勝も自宅でTV観戦してました。WBC開幕前には、もしかすると、韓国と最大5回対戦することがあるなんて話もありましたが、まさか、本当にそれが現実になるとは思いませんでしたねえ。決勝戦。今更、私なんぞがとやかく、細かいことを言う筋合いではないですが、まあ、本当に息詰まる熱戦、見応えあるゲームでした。なんというのか、流れが日本に向くのかなと思うと、韓国が断ち切り、韓国に向くのかなと思うと、日本が断ち切り。最後まで緊迫感のある熱戦でしたね。それに、いつぞやも書いたと思いますが、韓国は日本に真剣勝負で向かってくる。日本もそれに真剣勝負で応える。この関係を見たときに、一昨年の鈴鹿8耐でのヨシムラの加賀山選手のコメントを思い出してしまいました。「ホンダに感謝したい。ホンダが真剣に8耐に挑んでくるから、僕らも真剣になれる。」というアレですね。今回の日韓戦、アジアの小さな2つの国の戦いではありますが、ものすごく、壮大なドラマを海の向こうのアメリカから見せて頂いたことに感謝したいです。主催者にとっては、両国の決勝というのは、必ずしも、意図していた決勝ではなかったかもしれないですが、それでも、この二つの国の戦いは、WBCの決勝にふさわしい、球史に残る名勝負でした。それにしても、前回、イチローが「戦った相手が“向こう30年は日本に手は出せないな”という感じで勝ちたいと思う。」とコメントしていたと思うのですが、今回の韓国を見ても、実力でいえば、日本とほぼ互角で、とても、今の日本の実力をもってしても、韓国を圧倒できるほどのレベルではなく、わずか20数年の間に韓国野球というのは、ものすごく、成長しているんだということが今回のWBCを通じて、如実に判りました。海を越えたアジアの小国の真剣勝負、本当に楽しませてもらいました。この際だから、これから、年1回くらい、日韓の代表戦をやっても面白いんじゃないですかね。ちなみに、WBCの裏でも春の選抜高校野球やっていたのですが・・・・。申し訳ないですが、完全に高校野球は霞んじゃってましたね。それと、今回のWBC。単純に喜んでもいられない面があるわけでして・・・・。大会主催者の意図としては、もう、米国とキューバの決勝をお膳立てしたいというのが見え見えで、だから、キューバは米国と同じグループには入ってませんでしたよね。それと、ワールドという名がついてはいても、日本がラウンド2以降で戦った相手というのが韓国を除けば、キューバとアメリカだけです。キューバに2回勝って、野球発祥の地の米国にも勝って、韓国と5度に渡る死闘。これはこれで、確かに、面白かったのですが、「世界」というタイトルがついていながら、微妙になんだか、その辺が寂しいような気がしないでもないんですよね。アジア1、2位のチームが一緒に同じプールに入るというのではなく、少なくとも、別のプールに振り分けて、違うプールで対戦させて、そこから、勝ち上がるという感じにしないと、世界と戦ったという印象が薄いのではと思います。(ちなみに、大リーグの「ワールドシリーズ」というのは、元々、主催していたのが、新聞社"The World"だったので、その名前からワールドシリーズとなっていて、必ずしも世界戦を意味しているわけではないみたいです。)それに、今回、唯一、代表を送り出していない球団がありましたよね・・・・。確かに、あの村田の故障を見せられてしまうと、あながち、その球団首脳部の言っていることもわからないわけではないです。WBCに出場しても、選手の報酬がサイン会の約3回分くらいの報酬とも言われてますし、いくら、国の代表とはいえ、その名誉と引き換えにするには、報酬、待遇、保証の面から見た場合、リスクは高いのかなとも感じられます。とはいうものの、選手として戦える実力があり、世界最高峰の舞台が用意されながらも、その真価を発揮せずに、くすぶらせてしまうというのは、(どうなの?)とも思うんですよね・・・・。多分、今回のWBCで、今まで、野球を見なかった人も日本代表の選手の名前とか、覚えた人、結構、いるんじゃないですかね。弱小球団、横浜の内川、村田なんて、かなり、名前が売れたでしょう。楽天も岩隈、田中の株は上がったはず。スポーツジャーナリストの金子達仁氏なんかも、「中日X横浜」の試合になった場合、普通の人はどっちを応援するんだろう?なんてことを某ラジオ番組の中でも話しておられました。私もその辺、興味ありますね。東海地区のDファンの方が素直に今回のWBCの結果を喜べるのかということも含めて。