道路のプロに任せるって・・・?
東名は先の地震の影響で道路が寸断され、今、急ピッチで復旧工事が進められているとのことです。(しかし、あの崩れた道路を短期間で補修するというのは、さすがですね。工事費もきにかかるところですけど。)そんな中、お盆の1000円定額制がスタートします。ただでさえ、渋滞する時期なのに、地震の影響で、更に、渋滞に拍車をかけることになるのでしょうね。ところで、今月末は選挙。この結果によっては、いよいよ、高速道路無料化が現実味を帯びてくることになります。が、ここへ来て、反対派の方達がいろいろと牽制しているようですね。そもそも、高速道路というのは造るのに、お金が必要ですから、借金を返すまでは、国民の皆さん、通行料を負担してくださいね。その代わり、借金の返済が終われば、それ以降は無料ですよ。これが、まず、大前提にあったわけです。ところが、結局、高速道路料金はプール制であるということを理由に、無料化になるどころか、次の高速を造る資金に回されてしまいました。で、このことについて、93年頃だったですかね。当時の経済界のトップである日経連会長が高速道路について、意見を出したことがありました。「東名・名神については、無料化すべきである。」と。ところが、当時、下野していた自民党のある議員からは、国会での建設大臣への質問のときに、「高速道路料金はプール制である。このことをはっきりと、大臣から日経連会長に申し上げてください!」と言っていました。これを聞いたとき、(一体、いつになったら、高速道路はただになるのだろう・・・。それでなくても、料金制度自体、不公平なのに・・・。)なんて、思ったりしたものです。その次に、高速について、意見を出したのは自民党の笹川議員でしたかね。「高速は永久有料でもいい。その代わり、永久有料ということであれば、今(93,4年当時)の料金の半分にはできるはずだ。」と。それから、時が流れ、小泉政権でようやく、道路公団にメスが入れられたわけですが・・・。このとき、すごい話を聞かされることになるんですよね。公団民営化を推し進めていた猪瀬委員から「高速道路は無料にはならない。」と。ところが、ゴールドマンサックス日本の元社長、山崎養世氏によると、「無料化は可能だ。」と仰る。確かに、先進国で高速道路を有料化しているというのは、日本くらいですかね。フランスと英国で一部、有料というのは聞きましたけど・・・。英国の場合は都市部への渋滞を抑制するロードプライシングですかね。それでも、日本ほど、高いということはなく、せいぜい、バイパスの通行料程度だとか・・・。で、ここへ来て、通行料無料が現実味を帯びてきて、NEXCO東日本のトップから「道路のことは道路のプロに任せろ。」とのご発言。http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090812/biz0908121819016-n1.htmはて?旧公団時代も、あれはあれで道路のプロ集団だったはず。それでも、赤字が膨らんでいったのは、なぜだったのでしょう・・・?報道によると、年間管理費1600億円を投じているとか。これだけ読むと、道路を作ったり、管理したりするということは、とても、お金がかかるのだと思えるのですが、果たして本当にそうなのだろうか?という疑問も沸いてくるんですよね。確かに、日本の高速道路の路面というのは、しっかり管理、整備されていると思います。とはいえ、諸外国の高速は無料だから、路面はボコボコだった・・・という記憶もないんですけどねえ・・・。私が今まで、出かけた国で、高速道路の料金を払ったという記憶はないのですが、諸外国なんかはどういう風にしているんでしょうね・・・?プロだからと思って、安心して任せきりにするというのも、逆に不安なんですけど。仮に、今のまま、有料制度が続いたとしても、二輪と四輪が同料金というのもおかしいですよね?それも、プロが決めていることだから、任せておけと?今回は安全面を前面に押し出して、NEXCO東日本のトップは発言されていますが、果たして、これが本当に事実なのか?もっと、実は他にも経費のかからない方法があるのでは?と思ってしまいます。どうも、今ひとつ、素直に納得できないんですよねえ。