あまり年寄りをヒヤヒヤさせるんじゃない。
96年の日本GPでノリックを迎えたチーム監督のケニーが発した言葉です。ドゥーハンが脱落し、クリビーレに安全圏ともいえるタイム差がありながらも、まったく、ペースを落とすことなく、チェッカーを受けるまで走りきったノリック。そのノリックを迎えたときに、監督のケニーが「あまり、年寄りをヒヤヒヤさせるんじゃない。」とご機嫌でありながらも、その目は決して笑ってはいなかったのだとか・・・。まだまだ、強いライダーとして成長させるために、ケニーも言いたいことがたくさんあったのだろうと思います。当時、NSRが圧倒的に有利と言われた中でのヤマハYZRでの優勝。ノリックが優勝したことで、このとき、ケニーは「これで、YZRも十分に速いということが証明できた。」とも語っていました。