南マグロのこと
先日、高知へ行ってまいりました。ここ3年ばかり、3月のこの時期は高知で1泊するような仕事が回ってきています。今回も夕食は親愛なる兄貴分がお気に入りの寿司屋さんへ。店のご主人も私を覚えてくれていて、いろいろと話をしてくれてました。このお店、いい南鮪が食べられます。料金はすべて、きちんと、ネタの下に掲示されています。その中にあって、南鮪は決して、庶民から見て安いとはいえませんが、それでも、良心的なお値段だと思います。ちなみに、南鮪のトロ、一貫1,200円です。ただ、今は残念ながら、ご主人が納得できるような、いい南鮪はなかなか、入って来ないそうです。1本買いをしても、実際の鮪を見て、(ええっ!なんだ・・・。)と思うことが多くなってしまったとか・・・。それで、最近は大間の本鮪を使うようになったとのことですが、ご主人曰く、やっぱり、いい南鮪には叶わないそうです。大間の鮪にしても、本当にいい鮪は少ないのだとか・・・。ご主人は、私が仕事の話をしてから、赤裸々に、ご自身の 鮪の味に対する思いを打ち明けてくれました。本当の南鮪の味を知っている人には、今の南鮪は恐らく、満足してもらえないかもしれないのだそうです。ご主人から見ても、残念ながら、今の南鮪は、ご主人の目に適うものではないのだとか。この先、本当に上等な南鮪を口にするというのは、やっぱり、難しくなっていくのかな・・・。どうして、そうなったのかというのは、うすうす、気づいているんですけどね・・・。