営業という仕事の難しさは 受注への近道がなく「こうすれば成功」という絶対的指針もないことです。

ふだん教える側としては 成功しやすい方法は提案できますが「必ず」という一言がなかなか添えられません。

もちろん第一印象が良いことや感じのいい人というある意味 表面的な話はしますが、顧客の主観に左右される要素でもあります。

 

この10年間は それでも何か「これは!」というモノがあるのではないかと考え続けてみました。

住宅営業として考えるとやはり、商品力も重要ですが相談がメインになる住宅購入は結局関わる「人」が重要になります。

 

その中でひとつだけ言うならば 「きちんとしていること」

約束を守り嘘をつかないことだと思います。

スキルがどんなにあっても饒舌に話せても、また愛想が良くても対応面で「いい加減さ」を顧客が感じてしまうと離れていきます。

 

仕事も結局子供のころ親や先生から言われた

「嘘をつかない」「約束を守る」「いつも明るく」などという当たり前のことが出来るかどうかにかかっていると思います。

 

「素直な心」

そんなことは当たり前だし自分は出来ていると思った方、そういう方ほど実際は出来ていないケースが多いのも私が多くの営業のかたを見てきて感じたことです。

 

子供のころ「ごめんなさいは?」と母親に言われることが多かったですが、大人になるほどミスをしたら取り繕うことばかり覚えて 言い訳ばかりするようになるのです。

素の自分で勝負するためには、根底にある人間性がまじめで素直である必要が営業に、いやもっと広く言えば仕事には必ず必要なのです。

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