今 私たち住宅業界は 求人に苦戦しています。いやこれは今だけではないでしょう、

ずっと苦戦している気がします。

計画と言う名のノルマ 個人に対する営業の難しさ リピートのない営業

これらはどうしても「きつさ」や「つらさ」につながっていくのだと思います。

「家なんかそう簡単に売れるわけない」

就職の時に父親に言われました。
おそらく 大半の方がそう思われるのも無理はなく、事実「住宅ローンの否決」や土地はあるけど建てにくいなど契約までの道筋には、苦労も付きまといます。

それでも伝えたいことがあります。
こんな素晴らしい仕事はないといつも思います。


「家」は家族の人生の中にいます、
些細なことで喧嘩になったリビング、子供が躓いて転んだ廊下、姉妹で取り合いした朝の洗面台
そこには、確かに暮らしがあり人々の息吹が感じられる空間があるのです。

家族間が希薄になりやすい今 やがて大人になる子供たちへのホーム(ふるさと)が自分が育った家だと思うのです。

「いつか思い出に変わる」大切な場所
 

それを売る仕事なのです。
大きな金額を出して、快適さや品質や耐震性能を手に入れるだけでは寂しすぎます。

賃貸ではいつかなくなることもあります。実家はいつか邪魔になると言われても、家を手に入れてほしいと考えます。

なぜなら「家族がゆるやかに家族になっていく」
その お手伝いを私はずっとしていたと思っているからなのです。