最近東京や京都に行くと多くの外国人を見るようになりました。円安もあり、また観光地としての魅力も日本にはあるからだと思います。
私も学生時代はアメリカやヨーロッパへのあこがれがあり、「いつか世界中を旅してみたい」と思っていました。
コロナも落ち着きどこか海外へと思い、先日ドバイを訪れました。
海外へ行くのも20年ぶり、イスラム圏に行くのは初めてでしたが やはり豊かな国、働いているほとんどの方が周辺の国々から出稼ぎとして来ていました(エジプト サウジアラビア アフリカ等々)
ちょうどイスラム教はラマダン(断食)の時期でもあり昼間はどこにいっても比較的すいていて観光もしやすかったです。
アラブ系の外国人はあまりきれい好きではないだろうと思っていましたが 実際の人々は清潔好きでした。これはイスラム教が一日五回のお祈りをするため都度手を洗い体を清めるためです。(もちろん普通のシャワーは難しいです)トイレにはお尻を洗うシャワーが必ずありました。
(リクシルやTOTOは営業に行けばいいのにとは思いましたが・・・)
最近の若者は海外旅行にあまり行かなくなったようで、あこがれもないのでしょう。ネットやYouTubeで世界の状況は手に取るように知ることが出来るからかもしれません。
ただ その国の持つ匂いやモスクの荘厳な雰囲気 ブルジェ・ハリファの迫力、スークの活気は現地に行くことでしか感じられないと思います。
そして人々に対するイメージも接してみると変わります。怖いイメージもあるイスラム圏の人々だと思いますが転んだ同行者を助けおこしてくれたアラブ系の男性、「かばんは斜めがけにしとけ」と身振り手振りで教えてくれた雑貨屋のおじさん。
悪い人は日本にもいるし親切な人はドバイにもたくさんいる。こんな当たり前のことが行くことで気づきます。
外から日本を見てみる、考えてみる。思い込みを捨てて自分の目で感じる、そうすると自分のモノの見方が少し変わっていくかもしれませんね。