中学の新一年生に出会って息子に思いをはせる | 真心をこめて♡

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光の中のあなたへ






さっき
夕刊を取りにエントランスに行って
エレベーターに乗ると




閉まりかけたドアが急に空き
「すみません」
と言いながら、男の子が乗ってきました。







おろし立ての綺麗なジャージに
大きなリュックを背負って





小柄な体格に中学の新一年かな⁈




と思い、声をかけてみました。






「一年生?」
「はい」


「部活の帰りなの?」
「はい」


「何部?」
「卓球部です」


「リュック重そうだね」
「教科書がいっぱい入ってますから」
   「失礼します」

「さようなら」



と途中の階で降りて行った


降りぎわに「閉まる」ボタンを押してくれて





ほんの僅かな時間だけれど


彼の一日の最後に、かかわれたことが
嬉しかった





新入生の一日
いろんなことがあったろう




なにもかもが初めてで
ドキドキしながら、
一日を過ごしていただろう





そして

15年前の息子に思いを馳せた




懐かしい
同じ中学のジャージ






息子もこのジャージを着て通っていた

紺地にライトグレーのボーダーが袖と脇に入っている







息子はなぜかこの中学のジャージが好きで
「ずーと残しておいて」

といわれ、タンスに野球部のユニフォームと共にしまってある。






高校のジャージは処分していいと
言ったのに






このジャージには
それだけ
中学の3年間のいろんな思い出が詰まっているのだろう






今は離れて暮らし、年に数回しか帰ってこないけど






たまに帰ってくると

タンスを開けて
眺めながら、あの頃に思いを馳せているのかなー







一年生のとき

部活から帰って
玄関に大の字に寝ながら


野球部で友達にいじめられる
と、泣いていたときもあった






二年生の頃
今日は学校に行きなくない
と、何日か行かない日もあった







今日、
新入生のジャージをみて
そんなあれこれが
走馬灯のように込み上げてきました







新入生は真新しい服に
初々しい感じですぐにわかる






今日あった男の子も
辛いこと、苦しくて逃げ出したいこと
いろんなことがあると思うけど、





後から思うと
すべてが君を成長させてくれること






どうか
これからの学校生活に幸多きあれ!







と、思いながら
小さな背中を見送った






空を見上げると
綺麗な夕焼けが広がっていた









ではまた






今日も笑顔でありがとうドキドキ