Windows 10で古いゲームがまともに動かないのでなんとかしてみた | ちょっと寄っていこう!2

Windows 10で古いゲームがまともに動かないのでなんとかしてみた

Windows 10で古いゲームのティル・ナ・ノーグ シリーズがまともに動かないのでなんとかしてみた

 
と言うお話です。
 
えー、かなりお久しぶりになります。
みなさま元気にお過ごしでしょうか?
 
今日は久々にティルナノーグが遊びたくて家に置いてあった3・4・5とインストール&起動を試してみたのですが・・・。
古すぎてインストールすら許されないのが・・・。
で思い余って「ティル・ナ・ノーグV [SSBセレクト]」というものが発売されていることを知り買いました。↓
 
 
が!
インストーラーは普通に動くし電池ソフトも大丈夫、なのにまともにゲームが動かない状況でして。
画面右下が見切れてしまい、操作選択のボタン?が見えなくなってしまうのです・・・・。
で結局遊べないなぁとこちら封印しました(;^_^A
 
 
それでもあきらめ悪く色々試した結果動作しました。
 
ここからが本題のゲームインストールから遊べるまでの記録です。
 
まずは共通の下準備です。
 
インストール出来ない場合
 
①インストーラーを起動→タスクマネージャー→インストールしたいsetup.exeを探し詳細の表示をクリック
②待機チェーンの分析をクリックして起動を妨げているアプリを終了する
 
※デュクシ様のブログ記事「昔のPCゲームのインストーラーが起動しないのを解決する方法」を参考にしております。
上記、記事は現在削除されています。
 
 
起動出来ない場合
 
普通には起動出来ないのでまずはデジタルドライバの著名をします。
①Windows8版相当のsecdrv.sysを用意する。
 ↑これ多分普通には用意出来ないと思いますのでここのサイトにある「SecDrvMagicalPig」を入手して生成したほうが早いかと思います。
 
②secdrv.sysを入手したらデジタル著名を行います。
著名出来たら「C:\Windows\System32\Driver」に移動させます。
※自己著名の方法は下の方にあります
 
③Windowsをテストモードで起動します
やり方については2つ
1.コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、「bcdedit /set TESTSIGNING ON」と入力して実行して再起動します。
すると右下に小さくテストモードと表示されます(念のためテストモード時はオフラインで遊ぶようにした方がいいかもしれません)
もとに戻す際は同じくコマンドプロンプトで「bcdedit /set TESTSIGNING OFF」と入力して実行し再起動で通常モードになります。
 
2.こちらの「TestSigningBird (bcdedit /set testsigning on / off)テストモードへの切り替え ツール」を使用して遊ぶときにはテストモードオン、元に戻す時にはオフに簡単に切り替えられます。
 
自己著名の方法
 
1.Visual Studio Community2015Windows 10 SDKをダウンロードしてインストール
 
2.適当なフォルダに入手したsecdrv.sysをコピーします。(例 C:\test)
 
3.VS2015 x64 Native Tool コマンドプロンプトを右クリック→管理者権限で実行する
 
4.cd c:\testと入力しますこれで作業フォルダに移動しました
 
5."C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.16299.0\x64\makecert.exe" -pe -r -ss my -n "CN=myTest" myTest.cerと入れます。
すると作業フォルダに「myTest.cer」が出来ていると思います。
これが証明書になります。
 
6.こちらを登録するのでコマンドプロンプトに
"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.16299.0\x64\certmgr.exe" -add myTest.cer -s -r localMachine root
と入力して実行。
"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.16299.0\x64\certmgr.exe" -add myTest.cer -s -r localMachine trustedpublisher
と入力して実行。
"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.16299.0\x64\signtool.exe" sign -v -s my -n myTest secdrv.sys
と入力して実行。
3つとも実行後、Succeededと出ていれば成功しています。
 
以上で下準備完了です。
 
後はテストモードで起動した後にsecdrv.sys ON/OFF 切り替えツールを使用してsecdrv.sysの有効をするだけです。
 
参考サイト:天翔記さま、かわらしむさま
参考記事リンク:天翔記さま
                       ドライバをデジタル署名する方法
                       かわらしむさま
 
以上、参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。
 
ティルナノーグ3に関しては普通に動いたのですがゲーム内の動作がもっさりしすぎてちょっと遊べるレベルではないです。
Windows10proに付いている仮想PCを試そうとしたのですが、Windows7のインストールで止まってしまって(当時からあるインストール止まる問題)ちょっと検証出来てないです。
 
 
 

ティル・ナ・ノーグIV

 

 

 

インストール後↓を適用します。

 

 

無事に起動しました。

もし起動しない場合は先ほどのインストーラーが起動しない原因であったプログラムを終了させておけば起動するようです。

 

起動はしましたが・・・・

 

が!

 
こんな状況です↓
 
 
画像はティル・ナ・ノーグIV+パワーアップキットに特別版のアップデータを適用済みの状態での起動となります。
 
まずは画面が見切れるのをなんとかします
 
こちらのサイトにあるdgVoodoo2の最新版をダウンロードします(この記事記載時は2.71.3が最新版)
ビックリマークウイルスなどがたまに紛れてる事があるので要ウイルスチェックビックリマーク
 
※上記サイトのツールの使用は自己責任でお願いいたします。
 
ダウンロードして解凍したら中身の
・dgVoodooCpl.exe
・MSフォルダ内のx86フォルダの中身の4つのdllファイル
の合計5つのファイルをゲームをインストールしたフォルダに入れます。
 
ゲームを起動します。
 
はい、見切れているの治りました。
けれどテキストが大きすぎてはみ出ていますね(;^_^A
 
 
このテキストがはみ出ているのを何とかします。
 
①デスクトップで右クリック→ディスプレイ設定
もしくはスタート→設定→ディスプレイ
そこのテキストサイズを100%します
画像では175%になってますがこれを175%→100%にします。
 
するとこんな感じで文字がぴったりと収まるようになりました。
 
ゲームが終わった後はテキストのサイズを使いやすいサイズに戻せばOKです。
 
追記:デスクトップからテキストサイズ変更しなくても大丈夫でした。
↓の画像のように640×480の解像度で実行するにチェックを入れて起動でテキストサイズ治ります。
 
 
ティル・ナ・ノーグⅤ
 
こちらも4と同じようにdgVoodoo2を使います。
ただし普通には起動しないので上記の起動しない場合を参考にデジタル著名をし、テストモードから起動させます。
 
 
はい、こちらもテキストサイズがおかしいですね。
4と同じ方法でディスプレイ設定からテキストサイズを100%に変えてあげます。
 
するとこんな感じになります。
 
 
 
とこんな感じで昔のゲームが遊べるようになりました。
 
上記方法でサクラ大戦なども動作確認してます。
 
忘備録として久々にブログ書きましたがいかがでしょうか?
 
またしばらく浮上しないかも知れませんが(;^_^A
 
 
追記(2021/07.12)
 
上記、secdrv.sys ON/OFF 切り替えツールが何故か使用出来なくなってしまったので手動でオン、オフする方法を別の記事にあげています。
 
出来ない方はこちらも参考にしてください↓
 
 

 

 
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