矢野今昔物語~服装PART2~ | 149歳 京都貸し物屋さんの新人日誌

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~文久三年から続く京都の老舗・貸し物屋のブログ~
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以前紹介した服装について続きです。


白黒写真で紹介した半纏(はんてん)。


実物が保管されていたので、60年の時を経て

ここに登場してもらいます!


まずは・・・前から

148歳 京都貸し物屋さんの新人日誌



白黒写真 では文字の部分しか見えていなかったですが、

下の方にも模様がありました。


「隷書体」(れいしょたい)で「矢野貸物装飾」の6文字をデザインしてあります。



背面には、当社のロゴマークである『矢野甚』(やのじん)が。



148歳 京都貸し物屋さんの新人日誌

今のロゴと少々デザインが違います。

復刻版として登場しても面白いかもしれないですね。


襟には番号が付いていて、

1枚1枚に番号がついているようです。こちらの番号は「1」。



傷んできてはいますが、大事に保管されていました。



ちなみに、白黒写真の年代は昭和13年当時のものでした。

現在、会社で一番長寿の佐藤さんがなんと昭和13年産まれ!!


写真を見て「わしの生まれた年やがな。」と教えてくださいました。


偶然というか、時のつながりを感じた1枚です。


以上!矢野貸し物店の衣装でした音譜