宝鏡寺 春の人形展 | 149歳 京都貸し物屋さんの新人日誌

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春の人形展「王朝のひいなあそびー和宮御降嫁150年によせてー


人形の寺で知られる上京区の宝鏡寺さんでは

3月1日から4月3日の間「春の人形展」が行われています。


皇室とゆかりが深いことで知られ、宮中から下賜された人形や

光格天皇から拝領した有職雛や雛道具など由緒ある人形が展示されます。

平安衣装を飾りつけた等身大の人形などが多く設置され、

公家文化をみる絶好の機会となっています。

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宝鏡寺は百々御所と呼ばれる尼門跡寺院で

江戸時代、代々の内親王が住職を務めておられたことから

御所ゆかりの御人形が多数所蔵された寺院です。


有職故実に則って作られた本格的な雛人形からは

雅な御所文化をみることができます。


皇女和宮は幕末に生きた方です。

同寺で一時期を過ごしたことから、皇女和宮の御所用品、遊戯具や雛人形、座布団が

残されており、御降嫁150年を期に皇女和宮ゆかりのものが展示されます。


他、京都市指定有形文化財に指定されている本堂・書院・

使者の間・大玄関・阿弥陀堂、各建物も拝観でき


熊谷椿、月光椿、村娘椿など名木で有名な庭を見ることが出来ます。


3月1日11:00~11:30にはひなまつりが行われ、

島原太夫の舞がと和楽器などの演奏が奉納されます。