『ちょと難しいんじゃない』昔から父によく言われるものだった。
今、ぼくはどうだろう。疲れてどうでもいい言葉として言ってしまっている。
僕が高校生がこわいのは、実はそれだ。病気だからといって言っている分けではなく
曲げられた経験が僕にだってある。あのフタをされる圧力というか、
本当は気持ち良く、勇気づけてほしいのに、この年齢になって分かった。
父は、疲れていたのだ。仕事だろう気も使うし体力も使う。なので軽く言ってしまう。
だからといって高校生になっていたんだから、少しは考えてほしいものだ。
受け身はおかまいなしで。今,少しボケた父は病気になった僕を
「ちょと難しいんじゃない」と今でもいうのだろうか?
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