大カイジ展に行ってきました。

20〜25年くらい前だったかな?何で買ったのか忘れちゃったけど、ヤングマガジンを買って、ペラペラとページをめくったところにこの「カイジ」という作品があって、その時は素通りしちゃったんだけど、そのあとくらいに、夢中になって、当時まだ漫画喫茶が流行り始めたころだったかな?


何日も通ってカイジからアカギ、銀と金、天、涯、零、黒沢など、夢中で読んだなぁ。



福本伸行先生の代表作はやはり、カイジだろう。その次がアカギかな?とにかく絵のタッチが異常でいいんだよね。そして文字。文字で読ませる表現力!そしてヒリヒリするかけ引き。


作品は知らなくても、この『

ざわざわ』っていう表現は知っているって人も多いんじゃないかな?



上で書いた、ヤングジャンプで何気なく開いたページがこのブレイブ・メン・ロードの見開き2ページに渡って伸びる鉄骨の橋と夜空の絵だった。これも異常だったなぁ。福本先生の表現で言えば「常軌を逸した」って感じだね。


福本先生の作品は単純なギャンブル漫画ではなく、心理描写や駆け引きを内容としたもの。だから、ギャンブルに興味がなくてもすごく楽しめるんじゃないかな?



この24億脱出編はギャンブルで儲けた24億の現金を持って逃げ回るストーリー。


これまた福本作品全てに共通するが、庶民的な発想が随所に出てくるのが、それが逆に面白いんだよね。



ギャンブル好きな人ならほぼ知っているであろう、作中に出てくるパチンコ台『沼』。


どうやら、この『沼』の実物を作り披露するためにクラウドファンディングをし、この『大カイジ展』が開催されたようだ。


うん、こういう好きな作品の展示会はついつい行ってみたくなっちゃってね。


興味のある方は、もうすぐ終わりなので是非!