この日は名古屋の街中をぐるりと1周するようなウォーキングになりました。


せっかくなので、この数日後に予定してる下見も兼ねて、CBCホールとヒルトンがどこにあるか、まあ、ナビを使えば下見する必要もないのですが、まあ一応。



この日は、お昼何食べようかと触手が妙に働いて、『うーん、レトロな喫茶で焼きそばランチもいいな』とか、『そうだ、金鯱横丁に行ったことなかったなぁ、そこで食べるのもありかな』とか。



「楳図かずお展』が明日からやってる、ふむふむ、『楳図』うめづってこんな漢字だったっけ?って思ったり。



金鯱横丁に行ってみました。



平日だからか、うーん、なんか盛り上がりに欠けていましたね。作ってみて、話題も作ってはみたが、リピートするような魅力はないような。. . .反転攻撃できるかどうか、これからが勝負ですね。



そんなこんなで金鯱横丁も素通りして、西区の辺ではもうお腹ペコペコ。もう、どこでもいいから、なんか頃合いの店ない?って思っていたら、想像以上にネタになりそうなお店発見!!!



パッと見、精肉店。でも食事もできますって。ちょうど、一足先に店に入った人がいたので、さもその人と同じように入ってみた。


まず入ると、手前左側に奥に向かって精肉店のあのガラスケース。自動ドアくらいの幅の右側が通路というか、ガラスケースの前ね。右側の壁づたいに待ち合い用の長イスがある。そして奥に暖簾があるって感じ。


一足先に入ったお客さんもそこの長イスのところにいた。ガラスケースの上に食事のメニューが書いてあり、どれにしようか迷っている。ほどなくして、暖簾の奥から出てきたお客さんが精肉店のレジで食べたメニューを言って会計をする。一足先に入ったお客さんが暖簾の奥に通される。


なるほど、この店のルールがわかった。うん、いいなぁ、こういう店独自のルールというか文化。


それほど待つこともなく僕の番になった。メニューを決めるほどの余裕がなかった。



暖簾の奥は、手前の精肉店と同じくらいの面積で、左側は厨房、右側と奥にL字に曲がり10席ほどのカウンター。僕の後にも家族連れの客や1人客。カウンターでは、肉体労働風のでもスーツっぽい青年がガッツリ生姜焼き肉増し定食を食べている。


僕は迷いに迷ったが、でもそれほど時間はかけずに、『当店おすすめのメンチカツ定食』にした。かかっているデミグラスにもゴロゴロと牛すじがあり、感想としてはもちろん美味しいのだが、それよりもなによりもこの隠れ家感や、こそこそした雰囲気が僕には大好物で、美味しかった。


後から来た初めて風のお客さんは相当悩んだ挙句、やはりメンチカツ定食だったな。



おわり