CHAGE&ASKA、1999年の作品。C&A的にもデビュー20周年の記念すべき年に発表された曲だ。こだわり過ぎてシングル発売に間に合わず、アルバムの1曲目となったという話もある。
「no doubt」はCHAGE&ASKAには珍しい、別れの歌だ。でも聴き終えた後の感覚は、優しさと力強さを感じる不思議な曲だ。
(ノーダウト=間違いないという意味。歌詞の内容から察するに、この恋は恋人という関係ではなかったが、間違いではなかった、と言う意味かな。)
歌詞は特別難しい言葉を使わず、でも比喩表現が凄まじい。
[僕の肩は君が見つけた隠れ家のようだった]
[ソファの隅で傾く本になって]
[僕らは夏の肌が消えるように別れた]とか。切ないね~。
世間的には、CHAGE&ASKAと言えば、「SAY YES」や「YAH YAH YAH」や、ちょっと踏み込んで「LOVE SONG」や「PRIDE」だったりするけど、いやいやいやいや、CHAGE&ASKAの良さを最大限に引き出している曲はこれだよ。
CHAGE&ASKAの曲の中で、僕が一番好きな曲だよ。