
名古屋城を後にします。
そしてお堀の下を見ると、そこには何故かほとんど野生化した鹿が2頭いるんです。これは江戸時代から続く歴史があるそうです。

鹿は江戸時代、徳川3代将軍家光の頃から名古屋城内で飼われていた。言い伝えではお城の中で飼われていた鹿は御殿女中の遊び相手だったが、城内の木の葉を食べ、発情期に暴れた為、お堀で飼うようになったとのこと。
太平洋戦争後、名古屋城の客寄せの為、東山動物園から鹿3頭を連れてきてお堀に放したところ数が増えていったという。
餌は週に1回しかやらないが、お堀の中の雑草を食べる。お堀の清掃係も担っていたという。
全盛期には56頭まで増えたらしい。しかし、野犬などに襲われ今ではついに2頭にまで減ったという。

つづく