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ついに、ついにあの有名な「望月」の回です。
しかしこうきたか!というものでもありました。
道長さん、周りから誤解され続けていますね。
娘からの評価めちゃ辛辣。まあ仕方ないけど。
嫁と義母からは高いから、酷い目にあってるかそうでないかの違いってとても大きい。
三条天皇、お疲れ様でした。
愛する妻へ「共に闇を歩いてくれて嬉しかった」のセリフで三条天皇の人生が窺い知れるよね。
だけれども「闇でないときがあったかのう」という言葉で、東宮時代もずっと目の前闇だったんだなと
思わされる。
この後敦明親王も結局東宮を降りてしまうし、いかに後ろ盾がないと宮中でやっていけないかですね。
じゃ後ろ盾があれば幸せかというとそうでもなく。
威子(賢子と同い年だよね?)は9歳下の帝(甥)に入内することとなる。
18歳上もやだけど、9歳下というのもなかなかよね。
望月の歌はまひろが彰子に子供が生まれた時に詠んだ歌の返歌でもあるし、
初めて結ばれた廃屋での月でもあるのかな。
廃屋回と同じ演出家でいらっしゃったので、多分あの時点から今日のこの回のディレクションは出来上がっていたのかと。
為時パパンと違ってとても冷え冷えしていた道長の娘たちだけれども、
最近源氏物語の話が出てきてなくてさみしい。
もう宇治十帖も終わりに近いのかな?
薫の話を出してくれー。