前話はこちら
タイトルの「目覚め」とは誰の「目覚め」だったのでしょうか。
私はまひろと彰子だと思いました。
まひろ→先週道長からもらった扇子の思い出から、
「雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠の中に籠めたりするつるものを」の一文を思いつく。
愛しいあの人のそばにいたらというIF文から発生。だからこそ紫の上=紫式部???
彰子→源氏物語のよさがわからないけれど(作者本人に言うなよw)
「帝がお読みになるものを私も読みたい」と自我がでてくるようになる。
パパンたちF4+源俊賢が「光源氏のモデルはだれか」と和気あいあい話しているのを聞いて、
やっと殿御は可愛いもの…と気づき始める。
(殿御は可愛いというより、あほなんだと思いますハイ)
前回は女房たちの寝てる姿が縦スクロールでしたが、今回は公卿たちが読んでいる姿が
横スクロールなのも面白い。毎回同じ演出家さんとは限りませんが、地続きな感じがよい。
頼まれてもいないのにまひろの親族を出世させたり、
僧からの要求をはねのけたり、政治家としても脂のってきてる感のある道長ですが、
いかんせん中宮が懐妊しないと自分の世は続かない(中関白家再興)なわけで、
祈願にまいりましたが、何か考えてそうな伊周でしたね。
お前余計な事スンナと言いたい(笑)
息子とも亀裂入ってる感じでしたしね…。
帝に「ナイショ」と言ってみたり「帝のお話を左大臣様から聞きました」とか本人に言ってみたり、
いないところだけど「帝も公卿の方々と変わらない、可愛いもの」と言ってみたり、
まひろの空気読めなさが逆に源氏物語を書くのに適正ありすぎて笑える。