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俳優さんってすごいな。
松下さんの贅沢な使い方にまずびっくり。
4年で終わる国司とずっとそこで生活し続ける民との目線の違いに、
もうすぐ始まる都知事選がよぎる。
知事はねー4年後自分がどうなるかわからないし、自分の結果を出したいから
一生懸命いろいろやろうとするけど、そこでずっと働く官僚や民にとって
果たしてどうなのか、と。
私は今回石丸伸二氏に注目していて、現職強しだと思いますが、
もし当選したとしたら、都庁の官僚の方々、すごく大変だと思う。
仕事できる人って、容赦ないから。
話それました。収賄がむしろ日常になっている姿に打ちのめされる為時パパ。
ほんとこの方は学者肌なんですね。ご自分でもおっしゃってましたが、
清濁併せ吞むことが難しい。
その辺宣孝殿なら…とここでまひろに都へ帰れという流れになるのがうまい。
いや普段なら打ちのめされるパパのそばにまひろがいたほうがよいと思いますが、
自分の中の問題点がクリアになったから、娘を帰せるのがやっぱり1話からみていても、
娘を思う為時パパのよさですね。
帰宅してびっくり、いとにいい人がいました。
為時でも惟規でもなく、自分の言うことを聞いてくれる人。
女性にとっては理想ですよね(笑)
そして…乙丸!おまえにもいい人できたんかい!と突っ込みを。
これ、前回の時にまひろの前で北の方を守れなかった…という話を口にだせたからこそ、
乙丸の中で、一区切りつけられたのかとすごく説得力ありました。
物語が終盤のように、登場人物たちが幸せになってゆく(笑)
そして…前回からうっすら思ってましたが、一条天皇、ポンコツになってね?
伊周たちを流罪にしたとき止めてほしかったとか、治水をガン無視とか…。
そんなことしたら、定子の立場が余計悪くなるというのに。
桐壺帝み出てきました。
そして道長も、行成をどやしつけたり、はっきり自分の意見を言わなかったり、
あれ、この人もそんなに判断力ある人じゃない…?と(笑)
いやヒロインの思い人だからってステータス補正かけないところはむしろ好感持てるのですが。
宣孝が道長にニヤニヤしながら「為時の娘を妻とした」というところからの
道長がまひろにお祝い→文の筆跡から道長のものではないと察する
→まひろがだれかに文→宣孝が訪ねてくる
このもどかしさよ!
誰かのために何かを書く、ということに意味がこの作品では
ことのほか意味を持つため(中宮のために枕草子を書いた清少納言)
道長が書いてくれなかったのが、宣孝と結婚する最後の一押しになって
しまうのが切ない。
少しだけでた彰子が晴明の言っていた「よいもの」なのでしょうし、
来週いよいよ入内ですよね。
あれだけ「入内は女を幸せにしない」と言っていた道長が愛娘を
入内させるその心境たるや如何に。