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まひろが倒れてしまったことで内裏でまひろの話が広まっていきます。
だけど、その中でも「六位の娘」「身分が低い」など貶められているのが悲しい。
しかし噂が広がることで道長も直秀も舞姫の1人が、まひろであることを知ります。

道長が文を書きまひろと逢おうとする(敢えてこの漢字使うよ)
てっきり自分が正体がわかったから倒れたと思って謝ろうと思ったんだけれども、そうではなくて、自分の兄がまひろの母を手にかけたと聞いて呆然としてましたね。
「三郎に謝ってほしいわけじゃない。でもミチカネの事は一生呪う」
この「呪う」の所が喉からしぼりだしていて、
心の底からミチカネを恨んでいるのが伝わってくる。
道長いたたまれないよね。
「我が兄はそんなことする人ではないと言わないの」と言われて、
「俺はまひろの言うことを信じる」といったときの絶望の顔よ。
「すまない…すまない」としかいえなくなってるやん。
その後、てっきりまひろを慰めるのかと思って、スピードワゴンはクールに去るぜとばかりにいなくなろうとした直秀に、
「直秀殿」と敬って後は頼むといい消え去る道長。
直秀も「帰るのかよ」と突っ込んでましたね(私も突っ込んだ)
抱えていた恨みと後悔をうちあけ、泣きじゃくるまひろを託せる男と見込まれてちゃんと仕事してたのえらい。
今回直秀もどんどん可愛く見えてきた。
絶対報われないヒロインの男友達ポジション萌えるー。

そして許せない兄に真実を確かめようとすると、
「やっと聞いたな」とふてぶてしく、なんならお前のせいでむしゃくしゃしてたと完全に開き直り逆ギレモード。
普段官位のことも気にせず朋輩とのギスりも特段気にかけず、怒らない道長激おこです。
兄弟喧嘩をみて「道長にこんな熱き心があるとは。我が家も安泰じゃ」と呵呵大笑する兼家パパン、怖すぎ。
あきこ様も父上のことは許さぬと言っておったし、もう生涯許さない人が多すぎるよー。
呪いが呪いとして、有効なこの時代、晴明さんも一生懸命擁護様の子供を、ノロみたいですけれど
さてさて、どうなるどうなる

さてさて、今日も可愛いのはみちこ様右大臣家の三兄弟が耳麗しいと小耳に挟み自分家に訪れてる時に猫を追いかける形で顔を見せるというあざとさ
笑他の姫達が、真広の悪口を言った時はわりと強めに接していたので、やっぱり優しいのかなと思いきや、この辺の駆け引きがわからないです
平安の美女という形、和風な美しさでもう毎回黒木華さんに見惚れています

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