【感想】
実朝がうなされてると、
後鳥羽上皇「私だよ 上皇様だよ」
自分で「様」つけていくスタイル。消える時もノリノリで消える。
あーアバンで笑わせに来る時はラスト鬱展開になる気が...(もう飼い慣らされてるレベル)
ゴッシーと頼朝
ゴトバッチと実朝
と夢の中では繋がっている模様。
千世ちゃんと同じ部屋で寝てますね。
ちょっと距離あるのが切ないけれど。
やっぱりトメクレ三浦義村!
丹後局はラス前でした。
凄いなヤマコー。
今回は牽制する義時と抗う実朝の回でした。
実朝は聖徳太子を推し...尊敬してるそうですが、
山岸凉子の「日出処の天子」を読んでるので、うん...そんなところで共通点あるのかと色々裏読みしちゃう。
当然三谷さんお読みになってるでしょうし。
名作なので読んでない方は是非。あの時代に詳しくなれます。
そして厩戸皇子(聖徳太子)に泣けます。
陳和卿の滲み出る胡散臭さ。
そしてまさかの実朝「ゆめにっき」つけてると!
この時点で古畑任三郎脳が発動。
盗み読んだなと。
まさかの丹後局が政子を一喝。
「源頼朝と結ばれるということは人並みの人生など望んではいけませぬ」
まあそりゃそうだろけど、4人の子のうち今3人喪ってて、結局全員先立たれるからね。
政子の悲劇はまだ途中なのです。
慎ましやかな幸せでよかった尼御台のラストも義時のそれと同じく気になります。
しかし尼御前同士の美しさと言ったら...女なのにちょっとうっとりしてしまいましたわ。
船を造り始めるにあたり、八田殿の出番。
相変わらず胸元セクスィーです。
泰時は実朝の願いも叶えたいし、さりとて北条も大事だし、かつての義時ばりに板挟みになってます。
義時ついに政子に実朝に表から退いてもらうことを打診。むしろ優しい。
何も言わずに追放とか暗殺とかでない分...とだいぶ鎌倉脳になってる私。
千世「私も連れて行ってくださるのですか」
実朝「海が怖いか?」
千世「とんでもない。千世はいつでも鎌倉殿のそばにいとうございます。」
この「とんでもないっ♪」って感じの千世ちゃん可愛すぎる。
その前に泰時に行かぬか?って声掛けた後に言われてぴょこんと喜んでるのも尊い...!
八田「俺はこの仕事を最後に隠居しようと思っている」
三善「まだお若いでは無いか」
八田「若く見えるが...実はそうあなたと変わらない」
三善「えっ」
今日一笑った。八田さん頼朝さんと同じくらいだもんね。
中の人の年齢差を読み込んだギャグは嫌いじゃあないぜ。
五郎とトウがなんかしたのかが原因か、船を浮かべることは出来ませんでした。
八田さん真剣に、それこそ上半身露わにして引っ張ってましたが、
そして三浦義村の引っ張る描写はないのに上半身裸なのがジワジワくる。
本当に三谷さんヤマコー好きだな。
見物席からだんだんと人が居なくなる様がもう辛くて辛くて...実衣も冷たいし(それでも乳母かよ)
実朝は政子に励まされ、大御所となり、京から養子をとる意向を示します。
公暁を猶子にしてるのにこうあっては荒れる予感しかしません。
当然義時ブチ切れ。
しかし政子に義時はかつて時政にいった「北条あっての鎌倉ではない 鎌倉あっての北条だ」とブーメランを返していなします。
何気に実朝がきちんと自分が原因で子供ができないことを皆の前で言えたのが1番の勇気だし、立派な鎌倉殿だと思う。
頼家挟んでなかったらなぁ...小四郎も覚醒前でしたし。
そしてまさかの時政再登場!
りくさんには京に逃げられて(笑)でも若い娘に世話焼かれて幸せそうでした。
「時を継ぐ者」で出番終わりだと思ってたからちょっと感動。
ちなみに流罪から10年経ってたご様子。
さてさて力を持っている義時さんは今が1番苦しいでしょうねぇ。
のえは全然弱音吐ける妻じゃないし。
結論、悲劇を覚悟しましたが最後思わずほんわか終わりました。
しかしあと数回で本当に綺麗に収まるのだろうか。
ラストは義時が毒を盛られて喀血して死ぬと思っています。
「何度も撮れない」と言ったところからの類推です。
犯人は、政子かのえかな。
でもねぇ、小四郎権力に興味があったわけでも私腹を肥やしてるわけでもないし、
さりとてこのままハッピーエンドは納得いかないし、
本当にどうなるのか謎でその分楽しみです。