絵本のせかいのおかしやさん 『 くまのしっぽ 』
モルタル造形工事スタートです。
もちろんお店は営業しながらの改修工事。
養生はきちんと行います。
工事期間中もお客様の邪魔にならぬよう努めます。
ネットが掛かっているので、お客さんは何をしているか、どんなふうに変貌するのかわからないだろうな…。
でも、くまのしっぽさんのフェイスブックでは、この工事の様子などをあげてくれるようですので、一部の方には注目されているようです。
まずは下地作りです。
現状の壁がよく見ると割れが数か所あるのでこのまま仕上げてしまうと仕上げにも影響があるので
壁一面にファイバーメッシュを伏せこみます。
すっかり黄色の壁がグレーになりました。
そして立体感をひきだすためにスタイロフォームという発砲スチロールに似た断熱材で
クッキーのベースとなる部分に貼り付ける作業です。
今回もこいつに登場してもらいました。
スタイロや発泡スチロールを伝熱線でカットする機械。
カッターでも切れますが、厚み関係なく綺麗にパツッと切ってくれます。
このサイド部分に…
こう貼り付けていきます。
ここで使用したスタイロは厚さ４ｃｍ。
モルタルだけでも厚みをだすことは可能ですが、４ｃｍつけるとモルタルを通常の３倍ちかく使うので材料何個あっても足りません。
プラス、モルタルは重たくなるのでこういったもので厚みを補ってくれると、高低差がでるし、軽量化にもなります。
次に木の葉の中に埋まっているお菓子の部分のスタイロ付け。
埋まってる感をだすのに壁に対して斜めに取り付けます。
これは♡のお菓子ですね。
横から見たらこの角度の刺さり具合。
こんな事もモルタル造形でないと表現できないでしょう。
このデザイン画ではお菓子は少なめでしたが、１５個ちかくお菓子を増やす事になりました。
このお菓子達が木々の葉の中に埋もれる事になります。
ここからどう表現されるのか！
自分自身もわくわくしますね。
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