引き続き、絵本のせかいのお菓子屋さん 『 くまのしっぽ 』 さんのモルタル造形の技術を取り入れた店舗外装の依頼。

 

 

実は打ち合わせとデザインしたのが9月だったか10月だったかでリアルタイムではないのです…。

 

この時点で他の仕事が沢山舞い込んでくるタイミングです。

 

そして秋が終わるタイミングでもありで季節的に急がなければならないと…。

 

まずはデザイン。

 

お菓子の家を経験したので、さらに皆さんを驚かすものを考えなければ!

 

もちろん、くまのしっぽさんのお菓子を買いにくるお客様に驚いてもらうデザインを考えなければ!

 

実際旦那さんと奥様には、お菓子の家を見学しに行ってくださったみたいでモルタル造形のリアルなイメージは

体感していただいたと思います。

 

 

そこでデザインを考えるためお店のギフトボックスを何個か頂いて導きだしたキーワードは…

 

1.絵本作家の奥様になんらかのかたちで参加してもらう

 

2.お店の中の世界観を外にも表現する

 

3.リアリティーよりメルヘン

 

この三つを軸に考えたデザインがこの2つです。

 

 

まず一つ

 

 

大きなクッキーがはがれ落ちた箇所からなんとクッキーが見え隠れしたなんとも不思議なデザイン。

 

モルタル造形の王道パターン、プラスター&煉瓦の応用ですね。

 

さすがにここまで作れば、お菓子の店だと一目でわかるでしょう。

 

看板の箇所の緑色は水色、ピンク、黄色のパステルカラーに変更。

 

そしてキーワードにあった奥様に参加してもらう箇所は、ガラスウインドウの中に大きなオリジナル紙芝居を作り、

その紙芝居の絵を描いてもらうというもの。

 

このガラスウインドウをどう使うかを考えた結果、ここの場所に奥様に参加してもらう形がいいなと。

 

紙芝居の内容はお店の告知や、オープンクローズなど来店するお客様にメッセージを届けるツールとして利用していただきたいと。

 

もちろん紙芝居なので、その時その時に発信したい内容を入れ替えることができます。

 

 

そしてもう一つのデザイン。

 

 

こちらは両サイドにクッキーの造形、内側にはお店の中と同じ森の中のイメージ。

 

木の中にお菓子が見え隠れしています。

 

1つ目のデザインよりお店の世界観が近いかもしれませんね。

 

そしてガラスウインドウの場所ですが、こちらのデザインは2倍の大きさに改装し、4冊の絵本が開いた状態をモルタルで造形し、

その絵本に奥様に絵を描いて頂いて完成、といった今までにないお客様参加型。

 

つまり先ほどの案には紙芝居、そしてこの案には絵本で参加してもらうという事です。

 

さあ…はたしてお客様はどちらを選ぶでしょうか!?

 

 

 

 

 

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