夕方のセール+割引シールでゲットしたハマチが美味しくないので

「鮭とば」ならぬ「ハマチとば」を仕込んでいるアスペ嫁(仮)です。

 

肉と違ってトレーにくっつきやすいので、タレの水分をしっかり拭き取るか

最初に低温で表面をじっくり乾かしてから70℃で火を通すと良さげです。

 

ハマチを早く使ってしまいたかったのは我が家の冷蔵庫が小さすぎるからで、

今日はそんな「一人暮らしの家電と物件」についてのお話です。

 

年末から新年度にかけて一人暮らしを始める人もいると思うので、

一個人の意見として目を通しておいて損はないと思います。

 

 

 

 

 

家が狭いんだよ家が

 

私は間取り図とかが小さい頃から好きなので、YouTubeなんかで

「ゆっ◯り不動産」や「あなたの理想不◯産」あたりをよく見ます。

 

アスペは電車(鉄道)にハマって詳しくなるパターンが多いらしいですが、

私の場合はそれが間取り図だったんでしょうね。

 

そんな人気チャンネルでも面白い激狭物件が紹介されていたりしますが、

日本人はいくら国土が小さいと言っても、狭い家に住みすぎです。

 

激狭物件は問題外として、一般的に「一人暮らし用」とされるワンルームも狭いし、

人間らしい暮らしができる最低限が25㎡だと、私は思います。

(そもそも劇狭は一部の変人向け+オーナーの税金対策で建てられてる場合が多いので一般人が住む場所じゃないんよ)

 

ホテルなどの「一時または短期滞在」であればユニットバスだろうがクソ暑い

ロフトでの寝起きだろうが耐えられますが、日々の暮らしに落とし込んだ時

「なんでこんなに不便なのだろう」と思うような家は、借りるべきではありません。

 

昨今は「持ち物は情報端末と自己顕示欲だけ」でお馴染みのミニマリストなど

「人間らしさも廃棄処分」する生活スタイルが妙に流行っていたりしますが、

後から買い直すことができない物を捨てるのは、特に慎重に。

 

 

 

 

 

広い部屋を借りれば

 

【問1】一人暮らし用に小さい家電があるのは、何故でしょうか。

 

【答1】家が狭いからです、それ以上の理由なんてありません。

 

そもそも冷蔵庫でも洗濯機でも炊飯器でもなんでも、よほど大型じゃない限り

「上限」は決まっていますが「下限」なんてあってないようなもの。

 

しかも冷凍冷蔵庫に限って言えば、大きい方がファン式で霜が付きにくかったり

断熱材の質が良くて電気代が安かったりなど「小さい以外のメリットねぇじゃん」

というのが実態だったりもするのです。

 

ある程度の広さのある部屋を借り、小さすぎない家電を使うのが一番です。

 

 

 

 

 

最低でも200リットル

 

自炊を一切せず、お茶すらも作らないような暮らしをする固い決意があるのなら

一口のIHヒーターとマグカップしか洗えないような弁解キッチンでもいいのですが、

最低でもコンロは2口、シンクも24~26センチの鍋やフライパンが洗えるサイズの

「人間が暮らすための部屋」を借りましょう。

 

「まともな部屋」を確保できれば200リットルの冷蔵庫も置けるし、将来のために

自炊にも力を入れたい場合には「セカンド冷凍庫」の導入がおすすめです。

 

「料理ができる人」「自炊をしない買い食い生活」を送ることはできても

「料理ができない人」「自炊生活を絶対にできない」わけですからね。

 

それこそ、自宅の冷蔵庫に「何かしら食べるものがある」という状況を作ることで

コンビニやスーパーへ寄るのを減らせば、増えた電気代 < 買い食い費用になります。

 

ちなみに私が今使っている冷蔵庫は200Lに少し届かないくらいなのですが、

中古で買って10年程度使っているので、次は300L程度のものを購入して

週末の作り置きや買いだめが可能になるようにセカンド冷凍庫も導入予定です。

 

一人暮らしを始めた時にレンジが置ける高さの、いわゆる「一人暮らし仕様」

冷凍冷蔵庫を買ったのですが、あまりにも不便で2年使わずにジモティーへ。

 

「毎日洗濯できるほどこまめな人間じゃない」かつ「まとめ洗いのほうが節水」

と知っていたので洗濯機予算内で最も高用量のものを買ったのですが、

炊飯器冷蔵庫に関しては完全に失敗でした。

 

みなさんは同じ轍を踏みませんよう。

 

 

 

 

 

自炊×IHは相性悪し

 

さて、私が強力にプッシュする「人間らしい部屋」を借りるにあたって、

問題になってくることの1つに「キッチンの設備」があります。

 

私はオール電化が嫌いなので他の条件がどんなに良くても避けるのですが、

築古でキッチンがリフォーム済みのIHという物件、意外と多いですよね。

 

では「自炊したい勢」にとってなぜIHがダメなのか、お分かりでしょうか。

 

  1. 割高で重いIH対応の調理器具が必要、消費電力も多い(電気代が高い)
  2. 停電になると照明も熱源も同時に喪失するので災害に弱い
  3. 「電気なので火事にならない」と思いがちだがミスれば普通に火災が起きる

 

  1. 「外食に比べて安く済む」という自炊によるメリットが台無し
  2. リスク分散の観点からガスでも電気でも調理ができる方が有利
  3. 発達障害者はその特性上「見えない=存在しない」になりがちで危険

もちろん「実家がオール電化でIHの扱いに慣れている」人も居るでしょうし、

発達障害でも注意力には問題がないなどの例外もあるにはあるでしょう。

 

しかし新生活を始めるという「自覚しにくいストレス」がかかる状況で、

あえて「初めて使うIH」メイン設備として選ぶ必要があるでしょうか。

 

ちなみに私の妹は元々料理など一切してこなかった上、こともあろうに電熱調理器

の築古物件を選び、その結果が統合失調症で奇行に走って医療保護入院コースです。

 

「福祉職の人と一緒に選んだ物件だ」と言っていて、そういった職種の人でも

「当事者目線」がなければ正しいリスク評価ができないことを裏付けていますね。

 

こちらの記事「壁を作るのは簡単だが壊すのは難しい」という話をしましたが、

同様に「電気の契約だけ」という物件はあっても「ガス契約のみ」はありません。

 

つまり「後からガスを導入」よりも「IHを追加購入」のほうが格段に楽であり、

「やっぱりIHがいいかも」なら「卓上器具を買い足せばいいだけ」なのに対し

「やっぱりガス調理が良かった」となった場合にオール電化では無理ゲーなのです。

 

カセットコンロは買えるにしても、毎日の自炊や作り置きなどの調理をすべて

カセットガスでしていては、コスパが悪くゴミも多く、馬鹿らしくなるでしょうね。

 

 

 

 

 

木造に住むなら築浅までにしとけ

 

発達障害者の中には、多動の性質から引っ越しが大好きな人もいます。

教室で自分の席に座っていられないように、落ち着く家など必要ないのでしょう。

 

もしあなたがそうであれば、そして転居費用の不安が一切ない高給取りであれば、

築古木造で「趣のある物件」とやら一度くらい住んでみるのもいいでしょう。

 

ギシギシ鳴る骨組み、断熱等級が低く暑い寒い、薄い壁に低い民度な隣人の騒音。

 

そういったものを体験したいという人にまで「木造はダメ」などとは申しません。

 

ですが「どちらかといえばASD傾向」「落ち着ける安全地帯が欲しい」に加え

「環境の変化が苦手なのでなるべく引っ越ししたくない」のであれば、少なくとも

今後10年は住み続けられる「築浅の木造」「平成以降で重量鉄骨造以上」

部屋探し家探しの条件に据えることをおすすめします。

 

他の立地や設備等でよほどの「譲れないポイント」があるのでなければ

家賃が崩れにくい築浅を探してまで木造に住む理由はないに等しいので、

最低でも重量鉄骨造、RCまたはSRCのマンションが最適解となるのです。

 

このような物件では外観こそ古びていたりするものの、入居者確保のために

室内はリノベーション済みといった場合も多く、暮らしやすさは抜群です。

 

また木造の「長期間住むことを想定されていないアパート」と比べ住民の質も良く、

仮に多少の騒音を出す人物が居たとしても、その構造上で音は響きにくくなります。

 

聴覚過敏などで騒音に敏感な発達障害者であれば、尚のこと木造などはやめて

「しっかりした作りのマンション」から選ぶほうが成功率は高いでしょう。

 

それが良いことか悪いことかは横において、社会というのは自ら学ぶことをしない

「情報弱者」から時間や金銭を吸い取ることで私腹を肥やす人が大勢います。

 

そういった、あるいは「搾取している」という自覚すらない人たち「養分」

とならないためにも、知識のアップデートを怠らないようにしたいものですね。

 

 

 

 

 

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