スーパー銭湯の激戦区としては、昨年テレビでも紹介された「鶴見川の戦い」が有名で、3km圏にスーパー銭湯が5店舗共存しています。
それぞれの施設はハードやソフトで差別化をしており、チェーン店の巨大店舗・スポーツクラブ併設店・バリ風の温泉施設・ロウリュウイベントで有名はスーパー銭湯・昔ながらの健康ランドとそれぞれヘビーユーザーが利用しています。
首都圏の隣接地であり、人口密度が特に多いエリアなのもありますが、施設運営やターゲットもうまく棲み分けできています。
先日有馬温泉に行ってきました。
金泉・銀泉が有名で日本三古湯にも数えられる温泉ですが、この狭いエリアに30以上の温泉旅館があり、日本での有数の会員制リゾートホテルも数軒あり鶴見川の戦いよりももっと競合しています。
その中で37部屋しかありませんが、人気があり予約がなかなか取れない温泉旅館に泊まりました。
昨年も行った施設ですが、車を駐車場に止めた瞬間からおもてなしが感じられます。
有馬温泉では唯一、自家源泉で金泉2種類や銀泉があるもの魅力ですが、スタッフがおもてなし力が素晴らしいです。
部屋係は23才の女性でしたが、温泉の詳しい内容やその他の質問にも的確に答えてくれました。
スーパー銭湯で施設の内容等、すべて答えられるスタッフがどれだけいるでしょうか。
温泉がある施設では、せめて泉質や効能・源泉温度、またレストランの料理内容は理解してほしいものです。
駐車場に入ってから、翌日出発するまで気分良く過ごせました。