このたび社団法人サウナ・スパ協会では、温浴においてのマッサージ効果の検証を協会発行誌にて発表いたしました。
協会理事でもある星虎男理事の提案で、星理事が講師を務めておられるつくば国際大学医療保険学部理学療法学科の縄井清志教授が統計処理を行われたそうです。
ただマッサージを受けた場合と、温浴に入って受けた場合の効果比較で、明らかに温浴入浴後の施術の方がほぐし(筋肉を軟らかくする)効果がありました。
マッサージの路面店との差別化にはなり、低迷しているリラクゼーションには数値として立証できました。
しかし、リラクゼーションはほぐしだけではなく、技術・接遇・環境・価格・相性が満足しないとなかなか利用促進にはなりません。
私も個人的には、自宅近くの激安店(60分 2,900円)を利用しています。
それは価格最優先で選んでいますが、環境や接客を重視するお客様もおられますし、技術者との会話を楽しみお客様もおられます。
入館料金を払ってまで受けていただくには、路面店に負けないもの必要です。
リラクゼーション全体の売上を落とさない手段はいくらでもありますが、激安店との競合であるボディケア部門はまだまだ厳しい時代が続くでしょう。