欲は身の破滅を招くとされます。




しかしそれは欲で目前を見失っている場合です。



実は欲そのものを消してしまうと活力

つまり生きる力も失ってしまうのです。




欲の赴くままに行動しても

特段構うことはないのです。



ただし、因果応報という言葉がある通りに

好き勝手に行動した結果に

報復されたりするのは必然的と言えます。




要は自分で蒔いた種の密度が邪悪であった場合に

収集がきかなくなったりするのも

ご自身の責任であるということです。





欲というのは自分を活かしてくれる

よき隣人のようなものです。



互いに寄り添えればそれこそ絶大な力となり、

夢を叶えるに足りるものとなります。




しかし自分が一方的に欲のエネルギーを

使い続けるだけだといずれは

何をやっても満たされない餓鬼道に堕ちるのが道理でしょう。



ただ、これら全てを含めて

人が選ぶ自由があるのです。




邪悪な種を蒔くも、

餓鬼道に堕ちようが、人の自由なのです。



それによって後悔するかしないかは

人の価値観次第です。




欲を放出し続けなければ

生きてる実感も無いという人も

いるわけですからね。



尤も餓鬼道に堕ちると後悔云々の前に

虚ろになってしまうため悔恨すら

沸くことがないとは思いますけど。




欲をどのように使うかは人それぞれです。



そしてどのような道を選ぶのも自由です。




そして重要なことは幸福でいたいならば

後悔をしないこと、これだけです。