野球盤以外のおもちゃも挟まないと、マニアックすぎなので今回はバンダイの「ホームダービー」
いやいや、またさらにディープな方向になってる?(笑)
製品やパッケージに製造年の記載がないのでわかりませんが、どうやら1971年発売のおもちゃらしいので、その辺りの製品です。71年製造ならアソラボの2人と同い年!!
45年ほど前のおもちゃなので、我が家に来た時には動作しませんでした。電池で動く古いおもちゃは、電池を入れっぱなしで遊ばなくなって、液漏れ・腐食・錆びで電源周りがダメになっていることが多いですが、これは比較的キレイでした。
分解して接点の清掃などすると動くようになりました。何十年と動いていなかったんでしょうね。
ゲートは6つですが、馬は8頭います。
1950年~60年代の伝説の名馬達っぽいです。
●タニノムーティエ
●シンザン
●メイズイ
●トキノミノル
●スピードシンボリ
●メイヂヒカリ
●トサミドリ
●タケシバオー
とくに「日本中央競馬会」などの表記は無いんですが、実在する馬名とかも本当は勝手には使えないですよね? 時代が時代だからその辺ゆるかったんでしょうか?
この頃は「JRA(Japan Racing Association)」でなく「NCK(Nippon Chuo Keiba-kai)」ですね。
昔のおもちゃのパッケージは、写真でなくイラストものが多いですよね。イラストって言うか、絵画的なのね。かなりいい雰囲気のパッケージもありますが、このホームダービーのパッケージ・イラストはけっこう粗い(笑)
本体全長は80cmくらいあるのでなかなかの存在感ですよ!!
スイッチを入れてゲートを開くとカタコンカタコンと進んでいきます。すごい勢いでまくるとか、最後尾から一気に差すとかはないですね。
やたら遅い馬がいたり多少の順位入れ替わりはありますが、超大逆転劇はないです。
一応、スピード調整できるつまみが裏面にあるので、極端に結果が片寄る時などは多少の調整ができます。
バンダイロゴ表記の下に「東京・大阪・ニューヨーク」って書いてある!
1963年にニューヨークに駐在員を置いてアメリカでのおもちゃ販売をはじめたらしいです。
当時の値札も付いてます。4800円。
同じ仕組みのサイズ違いをバンダイは出していたようです。「ホームダービー」が一番大きく、中くらいの「ラッキーダービー」、さらに小さい「ポケットダービー」。
小さい2つはネットの写真で見たことしかないですが、「ラッキーダービー」は馬だけでなくクラシックカーでもレースできたようです。
さらに「ホームダービー」はモデルチェンジ(?)した時に、障害パーツが追加されているみたいです。
この手のおもちゃは動画で動きを見た方がわかりやすいですね。