漢方ごはん新聞『火(夏)』号 | AsoboLabo Blog

漢方ごはん新聞『火(夏)』号


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東洋医学の五行説に基づいた生命力のあるごはん

 

「漢方ごはん」は自然療法、東洋医学専門の動物病院、ピリカメディカルサロンで開発された成犬用総合栄養食です

 

 

獣医師 土屋多佳子先生のご紹介

病気と闘い続ける西洋医学の手法に悩むようになった私は、動物たちの心と体に寄り添い、穏やかな暮らしをサポートする東洋医学の道を志すようになりました。その過程で薬膳を学び、食材一つ一つに体調や体質に働きかける力があることを知りました。

動物たちが体調を崩してから治療するより、栄養学と薬膳の理論に基づいたごはんを提供することによって日ごろから心身を整えていく…そのようなサポートをすることは、不調のある動物たちを鍼灸と漢方薬で治療すること以上に大切だと実感するようになりました。

ピリカ薬膳シリーズ漢方ごはんは、私が「我が子」に食べさせたいと思って作ったごはんです。愛犬が生き生きと過ごせるようサポートできると信じています。ぜひ、お試し下さい。

 

 

火(か)夏(なつ)

暑い季節に 

興奮しやすい子に 

心、血管、小腸、舌、思春期、フレンドリー、パニックになる

 

 

愛犬にやさしくて涼しい環境を

梅雨が明けると一年中で最も暑い太陽の季節、「夏」の到来です。草木が成長し、葉が生い茂り花は美 しく咲き、外気も室内も陽気があふれます。日が長くなり夜が短くなるので、熱気に包まれる時間帯も 長くなるため注意が必要です。 

 

暑さに弱い愛犬を日差しの強い時間帯に外へ出さないことはもちろんのこと、 室内にいる時も私たち基準ではなく愛犬に合わせて温度調整してあげましょう。 室温や湿度は、愛犬の様子をみながら決めてあげるのがポイントです。 

 

直射日光があたらないように日陰を作ってあげたり、エアコン使用時に扇風機も 使ったり、涼しくてやさしい環境を用意してあげてください。

 

 

消化の良いお食事と水分補給

エアコンで冷えたお部屋にいると、お水を飲むことを忘れてしまうことがあります。 

愛犬が「火( 夏)」の季節を健やかにすごすためのポイントは、消化の良いお食事で「脾」に負担をかけないようにし、水分をきちんととれるようにしてあげることです。適度な水分をとれないと、脱水 症状を招く要因にもなりますし、泌尿器系の疾患も心配です。

 

水分をとるタイミングがあまり見受け られない愛犬には、お食事から水分をとれるよう工夫をしてあげましょう。

水分が多いウェットフー ドや水に氷を入れてみたり、ヤギミルクと入れてみたりと、愛犬の好みにあわせてみてください。

 

ワンちゃんにも美味しく食養生を

「それぞれの漢方ごはん」はじめました

トトくん 10 歳 / チワックス 

【体調】ヘルニア(軽度)・歯周病

 【性格】フレンドリー、いつも遊びたい 

去勢手術していないオスには威嚇して攻撃的になる 

マイペース

 

先生のコメント

『メインの性格は「火」です。 歯周病は「土」(消化器)が熱を持っている状態です。 ヘルニアは骨関節の問題であり、骨関節は「水」の要素です。

 

 

「水」は「火」が悪さをしないように抑制していますが、性格の要素である「火」が 逆切れして「水」を攻撃したために骨関節の問題(ヘルニア)が起こったと考えられ ます。お勧めの漢方ごはんは「 火」と「水」です。』

 

飼い主様のコメント

『ごはんをローテーションしてるトトくんおすすめのメニューは、漢方ふりかけ「関節を優 しくケア」をプラスしたごはん。 鹿肉をベースに関節・足腰神経のしびれに働きかけると言われる漢方食材(生薬)が配合 されたおいしいふりかけで、ごはんのバリエーションも広がります。』

 

 

「夏の土用」にオススメ食材

〜 大地の恵み『力』は『地から』 〜

季節の変わり目である土用は、アレルギーや体調の変化が出やすい時期です。 

人間と同様に愛犬にも旬のものを食べせてあげましょう。 

夏の土用は7 月20 日~ 8 月6 日です。丑の日(7 月24 日と8 月4 日) に 『う』のつく食べ物や『黒い食べ物』をいただくのが良いとされています。

 

『う』のつく食べ物

夏の土用といえば、特に馴染み深いのが「うなぎ」ですね。

加えて「梅干し」「牛」「うどん」「瓜」などでしょう。 『牛肉』は、漢方ごはん「土用」のメイン素材に使われています。主成分はたんぱく質と 脂質で、脂質の多くは飽和脂肪酸のため吸収がよくエネルギーになりやすいのが特徴です。

 

『梅酢』が入っているふりかけとおやつもあります。夏の土用にぜひお試しください。 

ふりかけ(免疫力up のお手伝い・デトックス、大事です・関節を優しくケア・ダイエット&デトックス) おやつ(砂肝ジャーキー・ササミジャーキー・げんきサポート・おめめサポート・おなかサポート)

 

『黒い』食べ物

「昆布」( 漢方ごはん『土』牛肉ベース・グルテンフリーに入っている食材です)

「しじみ」「黒豆」など

 


次号は漢方ごはん「金( 秋)」をご紹介いたします。季節の変わり目に気をつけて あげたいことなども掲載しますので、楽しみにおまちくださいませ。

 

 

 

 

「漢方ごはん」はアソボラボショールームにも出展しています。

ショールームへお越しの際は、是非お手に取ってご覧ください音譜