「おいしーい」
たまごはお好み焼き味の野菜炒めがおいしかったようだ。
「たまごちゃーん、ダメじゃん」
「あーー!! やっぱり、おいしくなーい」
2匹の おでこにデコピンがさく裂する。
今回、鉄板も作ったので小麦粉さえあれば、お好み焼きを作れるのだが無い物を言っても始まらない。
「明日は自由に遊んでいいよと、言うつもりだったが・・・悪い子達には遊ぶ時間はいらないな」
「だれだれ? たまごは、いい子ですけど?」
「私も、いい子ですよ」
2匹が口を揃えて、いい子だと表現する。
「いい子だから、寝まーす」「わたしもー」
「おまえら眠たいだけだろ?」
「おやすみなさーい」「ご主人様、おやすみ」
2匹が眠ったので俺も眠ることにした。
「まったく、ほんとに!!」
朝、たまごの声で目が覚めた。珍しくあまいが たまごに怒られているようだった。
「本当にこんな事しちゃダメだよ」
「たまごちゃん、ごめんなさーい」
「何かあったの?」
「別に何もないけど・・・」
布団が1枚無い事で気が付いた。とうとうバレたのだと・・・
「たまご、今日は日本地図か?」
「うん、もうちゃんと洗って干してある」
あまいを庇う優しい?たまごの朝飯は大盛りだなと思いながら朝飯を作ることにした。
つづく