はじまりの夢28 | 遊人 World

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この世界の物語はフィクション!! 気分で? 音楽・魚・植物等
(トラブル防止の為、二次使用禁止)

「おいしーい」

 

たまごはお好み焼き味の野菜炒めがおいしかったようだ。

 

「たまごちゃーん、ダメじゃん」

 

「あーー!! やっぱり、おいしくなーい」

 

2匹の おでこにデコピンがさく裂する。

 

今回、鉄板も作ったので小麦粉さえあれば、お好み焼きを作れるのだが無い物を言っても始まらない。

 

「明日は自由に遊んでいいよと、言うつもりだったが・・・悪い子達には遊ぶ時間はいらないな」

 

「だれだれ? たまごは、いい子ですけど?」

 

「私も、いい子ですよ」

 

2匹が口を揃えて、いい子だと表現する。

 

「いい子だから、寝まーす」「わたしもー」

 

「おまえら眠たいだけだろ?」

 

「おやすみなさーい」「ご主人様、おやすみ」

 

2匹が眠ったので俺も眠ることにした。

 

「まったく、ほんとに!!」

 

朝、たまごの声で目が覚めた。珍しくあまいが たまごに怒られているようだった。

 

「本当にこんな事しちゃダメだよ」

 

「たまごちゃん、ごめんなさーい」

 

「何かあったの?」

 

「別に何もないけど・・・」

 

布団が1枚無い事で気が付いた。とうとうバレたのだと・・・

 

「たまご、今日は日本地図か?」

 

「うん、もうちゃんと洗って干してある」

 

あまいを庇う優しい?たまごの朝飯は大盛りだなと思いながら朝飯を作ることにした。

 

 

つづく