はじまりの夢26 | 遊人 World

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この世界の物語はフィクション!! 気分で? 音楽・魚・植物等
(トラブル防止の為、二次使用禁止)

「疲れたので、こ・う・た・い・して」

 

鉄を流し込む型を作ってる横で、あまいが可愛く? つぶやく

 

「なになに、あまいちゃん そうやって言うと交代してもらえるの?」

 

「私の美貌に、かかったらね」

 

まあ、相手がオス猫ならコロリと行くでしょうが・・・動物には興味がないので無視して作業を続ける。

 

「たまごもつかれたー こ・う・た・い・してー」

 

無視を決め込む。

 

「あまいちゃーん、効果ないよ?」

 

「おかしいなぁ・・・ご主人様は男色かもね」

 

あまいの頭に即、拳が落ちたのは言うまでもない。

 

「おまえら、楽勝だと言ってたじゃん」

 

「だってー 少し楽なだけで疲れるのも暑いのも昨日と同じなんだもん、それにシーソー飽きてきたんだ。あまいちゃんも飽きてきたと思うよ」

 

「私もたまごちゃんと同意見です」

 

「こどもかっ」

 

「100・・・違った0歳児ですが、何か? こういうの動物ギャングだっけ?あまいちゃん」

 

「たまごちゃん、動物虐待ね」

 

昨日と違って会話が出来ると言う事は余裕があるみたいだ。そんな2匹を無視して型作りに戻る。

 

「ねーねー あまいちゃん、ご主人様が完全に無視してるよ」

 

「こういう時はね、いじめ はんたーいって言うといいんだよ」

 

「いじめ はんたーい、こ・う・た・い・してー」

 

たまごが壊れてきたのでクスクス笑ってる あまいの おでこにデコピンを1発入れてやった。

 

お昼になったので あまいと交代した。交代して思ったのだが動物とシーソーしてる俺・・・他人から見れば、やばい奴だなと考えていたら あまいが帰ってきたので たまごと交代させる。

 

「あまい、たまごに変なこと教えるのやめろよ」

 

「だって、おもしろいじゃん」

 

「あれでも、おねーちゃんになるんだぜ」

 

「まぁ、私はできた妹なので」

 

そんな会話をしていると たまごが帰ってきたので交代して食事に向かった。

 

 

つづく