柴又帝釈天(題経寺)において、所在不明であった
日蓮聖人の親刻になる帝釈天の板本尊が、200年
前安永8年の本堂修理の際に棟上から発見された
の日が十干と、十二支の組み合わせで、60日ご
とにやってくる庚申(かのえさる)の日で、縁日と
したと伝えられています
江戸時代の民間信仰の「庚申信仰」によると、こ
の庚申の日には、寝ている間に人間の体内にいる
とされる三尸虫(さんしちゅう)という虫が天に昇
って天帝にその人の悪事を告げるといわれていま
す。そのためこの日は三尸虫が出てこないように、
眠らずに一夜を明かすという風習がありました
私も少なからず告げ口されては困る悪事(?)もある
ので、延長になったカタール戦アジアカップサッ
カーを午前3時まで観て、ほとんど寝る時間を惜
しんで朝4時から大リーグ中継を観てしまいまし
たが、そんなことで眠らなくても正解だったかも
さすがに眠たくて、今回は止めようかなって思っ
たけど、続けてるのに止めると災いが起きそうな
感じもするので、4月26日金曜日は会社出勤前
の6時15分頃に自転車で往復約30分かけて行
ってきました。帝釈堂の奥まで入って、ご開帳さ
れていた坂本尊の前まで出て参拝してきました
※三尸虫(さんしちゅう)…人間が生れ落ちるとき
から体内にいるとされる。『太上三尸中経』の中
では大きさはどれも2寸(約60mm)ばかり。宿っ
ている人間が死ねば三尸は自由に動き回れる鬼に
なれるので人間の早死にを望んでいる。
●上尸(じょうし)…道士の姿。人間の頭の中、
脳 に居り、首から上の病気を引き起こした
り、大食を好ませたりする。
●中尸(ちゅうし)…獣の姿。人間の腹の中に居
り、臓器の病気を引き起こしたり、宝貨を好
ませたりする。
●下尸(げし)…牛の頭に人の足の姿。人間の足
の中に居り、腰から下の病気を引き起こした
り、淫欲を好ませたりする。