おはようございます!
あそびゴコロ鍼灸整骨院の洲鎌です。
今回も前回に続いて、東洋医学についてお伝えしていきますね!
【1】心の生理と病理
・血を主る(主血)
血を送り出す機能を主血といいます。
【生理】心は、血液循環の原動力となります。
心気が旺盛であれば、血は全身をくまなく循環し、組織・器官を滋養します。
【病理】生理物質の不足により、心を十分に滋することができなくなったり、体内に熱が発生したりすると、心の機能が失調し、血の拍出・循行に影響が及ぼします。
心の機能が失調すると、血をうまく送り出すことができないので心悸(動悸)怔忡(動悸が重症化した状態)・不整脈などの症状が起こります。
・神志を主る
生命活動を維持する機能、および精神・意識・思惟活動を主宰する機能を神志を主るといいます。
①生命活動を維持する
【生理】臓腑の機能(心拍・呼吸・排泄など)、行動、言語、感覚などあらゆる生命活動は、心の機能と深く関与しており、心には生命活動を維持する機能があります。
【病理】何らかの原因で心の機能に影響が及ぶと、生命活動の減弱や異常が起こりやすいです。
また、心拍や呼吸など生命活動の維持に関わる機能が失調し、重篤な状態になると生命の危機に陥ります。
西洋医学も心臓は、生命に直結するものです。
東洋医学も心が病んだら体全身動かなくなっていきますので心のケアも忘れずにしてくださいね。
次回も宜しくお願いいたします。