あそびゴコロの新村です。
前回【無添加化粧品】は必ずしもいいとは限らないという話をしました。
そうはいっても、防腐剤ぐらいは無添加のほうが肌にいいかもと思うかもしれません。
そんな防腐剤について話ししていきます。
ほとんどのスキンケア用品は水と油を乳化させて作られています。
時間が経つと油は酸化したり匂いが出るため、そうならないためには防腐剤が必要になります。
代表的な防腐剤は「パラベン」です。
1980年に厚生労働省が制定した「表示指定成分」の中に含まれているため、避けるべき人工添加物だとされています。
しかし今ではラットや人体の検証を踏まえて、「パラベン」は最も低刺激で優れた防腐剤効果を持つ安全性の高い成分としてエビデンスが取られています。
そもそも化粧品に防腐剤を入れずに放置すると雑菌が繁殖してしまいます。
なので防腐剤が含まれていない無添加と表示されているものは、もしかしたら別の不自然な物が使われているかもしれません。
なので防腐剤=添加物だから悪、とは言い切れません。
もちろんアレルギーが起こるリスクはゼロではありませんが、それは防腐剤に限ったことではありません。
無添加と書いてあるから使っているのに何故か肌に合わないときは、何が含まれているのか裏の成分表示を見てみましょう。