～女性もときめくダンスショー！関西最大級のストリップ劇場、花道から盆の上まで～
案内通りに商店街を通り抜けて
東洋ショー劇場へ向かいます
東洋ショー劇場は1964年創業の歴史ある劇場で
西日本最大級の規模を誇ります
最盛期には全国に300軒あったストリップ劇場は
2024年現在、全国で18軒と激減してしまい
今や関西には京都に1軒、大阪に2軒の
合わせて3軒しか残ってないようです
西日本全体では7軒の劇場を残すのみ
これも時代の流れですが、寂しい限りですね
ストリップ劇場は年中無休
お正月も1日からやってるそうですよ
この時点で朝の10時前
オープンは12時なのですが
劇場の前には既に結構な行列が出来ていました
皆さんが並んでいる正面入り口を通り過ぎて
裏口からオープン前の劇場に入ります
右側のカウンターが劇場の受付
思ったよりオシャレでキレイじゃない？
そして左側はバーカウンター
ここでお酒も飲めます
うぉ〜！テンション上がる〜！
この時はまだ年のはじめだったので
カウンターには正月飾りがありました
おめでたくて良い時期に来たなぁ！
カウンターの向かいはこんな感じで
ショー待ちの待機場所にもなっているようです
やたら広い男子トイレが印象的でした
右側の赤いケースに注目！
なんと、踊り子アクスタのガチャが！
なにこれ気になる！
でもちょっと入ってる人数多すぎない？
一瞬回そうかと思ったんだけど
一回1000円に躊躇して回せなかった
いや、流石に高いって〜！
ファンからしたらこれでもお得なんだろうか
お目当ての娘が出るまで何回回せばええんや…
喫煙所は何故か全面シルバーだった
謎の煌めき空間
ゴールドではなくシルバーなところに
控えめな心意気を感じます
廊下に貼ってたポスター
私は全く詳しくないのですが
1番左に名前のある、あすかみみさんが凄いらしい
この日、みみさんの舞台はなかったので
いつかみみさんのショーを見てみたいです
このポスター、よく見たら当日の娘が載ってないわ
どこかに当日メンバーのポスターあったんかな
さて、こちらが劇場内です
西日本最大級の広さを誇る座席数129席！
何が凄いって、これだけの座席数がありながら
一度目のショーの終わりには立ち見が溢れて
ロビーまで立ち見客でいっぱいだった事！
勿論お客さんはほぼ男性なんだけど
ストリップが予想以上に人気あるのを実感しました
ステージの周りには剥き出しのライトの数々
こちらには全国トップクラスの設備が揃っています
これもまたカッコイイねん！
ショーが始まるとスモークやライトアップで
めちゃくちゃ盛り上げてくれる機材達
舞台に立ってライトを直接浴びると
近いし強いしで、すっごい熱いんです！
踊り子さんはこの熱の中で踊ってるのか
まさにプロやな！
舞台はこちらのステージだけではありません
花道から繋がる回転する盆は
ベッドショーのメインステージです
回る盆の上でポーズをとる体験もさせて貰いました
絶対に今後一生出来へん体験ができたわ
それを踏まえてショーを見ると
踊り子さんの安定感は素晴らしいですね！
きっと体幹が強いんだろうな
じゃじゃーん！
ここで現役の踊り子さんの登場です！
大見はるかさん、踊り子歴8年の大ベテラン
スゴイ！可愛い！
はるかさんから踊り子についてのお話を伺います
が、その前に簡単にショーの説明から始めましょう
ストリップショーの流れはこんな感じです！
この日は5人の踊り子さん達の公演でした
踊り子さんの持ち時間は1人17分
1人すつ順番に出番があり、その内容は
着衣ダンス→薄着になってダンス→ベッド
と、大体３部構成になってます
3人の踊り子さんのショーが続き
終わると3人揃って舞台の外へ出てきて
写真撮影会が始まります
その後はまた別の踊り子さん達のショーが始まり
2人踊った後に再び撮影会がありました
全員のショーと撮影会が終わると
5人揃ってのフィナーレショー
（最後は全員お揃いのパンツスタイルだった！
宝塚みたいでカッコ良かった！）が披露され
これで第1回目のショーが終了
トータル2時間20分のショーが
1日に4回開催されていて
一度中に入ると何回でも何時間でもショーを鑑賞できる料金システムとなっています
なにそれ、めっちゃお得やん⁈
そんな踊り子さんのステージは
選曲から構成、振り付け、衣装まで
全て踊り子さん自身が考えて準備しているそうです
（大体はどこでもそうしてるけど、劇場によっては劇場側の用意した演目をする事もあるそうです）
衣装が多過ぎて自宅での置き場に困ると
はるかさんが言ってたのですが
衣装って言っても下着みたいな服じゃなく
ショーの最初は肌を見せない衣装で始まるので
小林幸子のミニ版みたいなステージ衣装なんですよ
確かに管理するのは大変そうだと思いました
踊り子さんは10日間ごとに違う劇場へ移動します
これは劇場が10日毎に踊り子の入れ替えを行う為
最初に書いたように現在全国には18の劇場があり
次にどこへ行くかは上から指示が出るそうです
「東京で踊った翌日には福岡で踊る」
みたいなスケジュールになってるけど
移動の間に休日はないそうで
夜22時まで踊って荷物を纏め翌日早朝に移動し
昼から即踊るとかで大変だなぁと思いました
それに加えて空いてる時間は
ダンスのレッスンに行ったり
衣装作りの打ち合わせに行ったりと
踊り子さんってめっちゃ忙しい！
思った以上に大変なお仕事で驚きました
踊り子さんのお仕事についてお話を聞いた後は
踊り子ステージ体験がありました！
参加者はステージに立ち
本物のライトとミュージックの流れる中
盆まで進みポーズをキメて戻るという
めっちゃ華やかでレアな体験をする事が出来ます
そしてなんと！
盆でのポーズははるかさんが直々に
一人一人に指導してくれるという充実っぷり！
はるかさんはとても気さくで良い方でした
隣に立ってポーズ教えてもらうのドキドキやで
これがステージから見る風景
ライトが眩しいしステージ立つの慣れてないので
1人でテンパって
わわ〜！ってポーズして速攻戻って来た笑
参加者を半数ずつに分けて
出演者役と観客役を交互にしてます
こちらが観客席からの風景
本来、ショーの間は撮影禁止なので
ライトアップされたステージを写真に撮れるのも
めちゃラッキーです♪
ステージ体験が終わったら
ついにストリップショーを見る事に！
一般のお客さんと混ざって通常の公演を見ます
幕が開くのを待つ間の雰囲気が好き
（これは先程のステージ体験の時に撮った写真
ショー開催時の撮影は固く禁止されてます！）
ショーは、すごかった
思った以上に激しい本格的なダンスから
美しいベッドショーまで
全裸で踊る姿はひたすらキレイで
この身体を維持するだけでも凄いと思いました
ダンスの世界観もそれぞれ個性があり
妖艶な和装の踊り子さんや
可愛い系で元気溢れる踊り子さんがいて
新人さんが緊張しながら頑張ってたりするのも
物凄く見応えがありました
ショーを見て感じたのは
エロなんだけどこれは健全なエロだなって
いや、がっつりオープンショーもあるので
完全にエロには違いないのですが
ショーを考えているのが踊り子さんなので
男性目線の下品なエロではなく（すみません）
女性が女性の身体を美しく魅せる為に考えられた
これは正に「ショー」なんですよ
なるほど、女性ファンが増えているのも
ショーを見て憧れて踊り子になる方がいるのも
納得だなぁと思いました
実際に行かないとこの感覚はわからなかったです
ホンマ、まだまだ知らん世界があるわぁ
劇場に通常料金で入場すると
写真撮影が一枚無料で付いてきます
1枚につき500円払えば撮影は何枚でも可！
スタッフさんに頼むとツーショット写真を撮ってくれるし、お願いすればサインも入れて貰えます♡
ただし時間がかかる為、引き取りは後日です
ショーの衣装を着たはるかさんとツーショット！
はるかさんのダンスはキレがあって
めちゃくちゃカッコ良かった！！
スタイルもめちゃくちゃお美しいし
とにかく素敵でした♡
はるかさんの写真撮影の列に並んでたら
一般の女性ファンが踊り子さんにお手紙を渡している姿を何度か見かけました
ホンマに熱烈な女性ファンが結構いてる！
客席にも何人か一般の女性が座ってて
女性がストリップ劇場に入る事に抵抗がなくなりつつあるのを感じました
また行きたいけど1人で入れるだろうかと悩んでた私としては大変心強かったです！
それはそれとして、男性側は女性客が増える事に対してどう感じではるんでしょうね？
別に気にしてないんかな？
それならいいけど
本番のステージが始まる前に
ステージにもお正月飾り
年々減っていくストリップ劇場ですが
思った以上に熱くて美しいショーには
他には無い魅力があると思いました！
今後も一つの文化、エンターテイメントとして
末長く続いて、もっともっと盛り上がって欲しいなと思います
