心斎橋パルコの
「笑うアートマンションと10人の住人展」
最後は街裏ぴんくさんのZEGE展です!
好き過ぎてこれだけの為に記事を分けました!笑
これ単品で展示会行きたいくらいに好き!
ZEGE展
愛媛県是毛町ー突然消えた小さな町ー
架空の消えた町のレポートです
105号室 街裏ぴんく
このマンション表記
何回見ても素晴らしいな
街裏ぴんくさん
こないだゲストで心斎橋PARCOに来てたらしい
ZEGE展のお話聞きたかった!
部屋に入ると正面に謎のジオラマが
かなり良い出来だ!
下に書かれている説明を読みましょう
愛媛県 是毛町
現在の愛媛県西子市南部の位置にかつて存在していた町 人口約170人
面積は極めて小さく人口もごく少数でした
1968年3月18日、突然、町が丸ごと消滅し、同時に全住民も姿を消しました
また、是毛町ではさまざまな不可解な出来事が相次いだと言われているが、現在資料として残されているのは〝わずか一部の記録のみ”と言われています
ほほう?なんかSIRENの羽生田村みたいやな
二番地の郵便ポスト
当時27歳だった「金田新太」という郵便局員が
そのルックスと人柄で町民から大人気となり
彼に居酒屋の美味しいお通しを食べさせたいと
ポストの差し込み口に直接お通しを入れる町民が続出しました
町民に愛されし金田新太氏が大変気になります
町民の愛情表現も独特過ぎると思うの
ポストは懐かしの丸型ポストでノスタルジー!
何故、金田新太氏本人ではなく
ポストがクローズアップされているのか謎です
町長の家
人口は少ないものの町民達の団結力は凄く
町民はいつでも町長宅に気軽に入る事ができ
町に纏わる主張を直接町長に伝えていました
私が町長やったらノイローゼになりそう
町長って大変なお仕事なんですね
流石は町長の家!デカいです!
町民が何人来てもいいように
デカい家を建てたのかもしれないな
タクシー怒
黒いタクシーの後部座席に座り
是毛町内を一日中走らせる中年女性がいました
女性は般若のような恐ろしい形相をしていて
彼女を見た者は皆目を背けていたと言われてます
突然学校の怪談が始まったのかと思った
それか、近所で有名な触れてはならない人?
どちらにせよ一日中タクシー走らせるなんて
その女性、大金持ちに違いないね!
それよりタクシーの名前が「怒」ってなんなの?
何故お怒りなの?
町内を般若顔で歩き回られるよりは
車に入っててくれる方がまだ安心感あると思うな
タクシーの運転手さんは嫌やろうけど
エセイェ壇場
元々は叩き売りや演舞などの披露に使用されていましたが、次第に町民が自由に平場(特技やフリートークなど)を試す為の場所へと変化していきました
どういう事⁇
フリートークを試す場とは…⁇
町民全員が芸人なん⁇
そんな壇場は町外れの山の中にあるのだった
演舞はまだわかるけど
ここでバナナの叩き売りしてても客来んやろ
それか町民はいつもこの辺りに屯してるんかな
町民なのに町じゃなくて山に集まるって
それはもう山の民やん
クリアファイル豊の生家
是毛町出身のお笑い芸人
自身の強い拘りから舞台やメディアでは活動せず
クリアファイルの中の「写真」という形だけで
笑いを表現していました
クリアファイル豊って語呂が良すぎる
家はごくごく普通でした
クリアファイルが家の周りに貼られてる
なんて事もなかった
手前の冨別商店の方が手が込んでるなと思った
クリアファイル豊の作品も展示されてました
クリアファイル豊(当時27歳)の
クリアファイル芸
*実物は消失。
残っていた資料を元に再現しております
注釈まで凝ってるぅ!
そしてそこまで面白い訳でもない
クリアファイル芸
この絶妙さ加減
無駄にリアリティがあってホンマ好き
黄男
月末になるとよく是毛町に現れていた服も肌も真っ黄色の男。喧嘩っ早い性格の為、警官や町民は警戒していました。黄色い物をじっと見つめている様子を何度も目撃されてます
これは…完全なる不審者だ!
月末に現れるのは給料日後だからでしょうか
ジオラマにちゃんと黄色い人おるの面白い
なんと!噂だけではなく資料もあった
英語の歌を口ずさみながら周りを警戒しつつ
住宅街を歩く黄男
警戒と言いながら歌歌ってるし黄色目立つし
全く周りの目を気にしてへんやん
ほんで英語の歌が何の歌なのか気になるやん
黄男の資料2つもあるんだけど
黄男と揉み合いになった男性のパーカーに
付着した返り黄
*実物は消失。
残っていた資料を元に再現しております
返り黄て!笑笑
こんだけ返り黄浴びるって事は
黄男の体に塗った黄色全然乾いてないよね
せめて乾かしてから外に出て欲しい
でもよく見たら服に掠れた赤いのも付いてて
じわじわと怖い
きもち待ちの看板
是毛町出身のマルチタレント「増辛」が
〝俳優やタレントの心が整うまで待つ”という意味で使われる「きもち待ち」という言葉を生み出し
是毛町のみならず全国にまで広めました
「きもち待ち」って普通に使えそうですね
ジオラマを何度見ても看板が無いのが気になった
黄男の人形すら作ってあるのに何故だ
ミニチュア看板作るの難しかったんかな?
それとも失くなったんやろか
しかし実物はちゃんと展示されているのだった
*実物は消失って書かれてなかったので
隣町の工事現場の倉庫にしまわれてたのかな?
でもこれって
文脈的には落石待ちってことなんじゃ…
マスカラ、思ってた感じと違う!
「増辛」(当時70代前半)
所属事務所・オフィス彦☆の宣材写真
確かに「彼の気持ち待ちですね」とか言ってそう
なんかいい人っぽい
製作者、気持ち待ちが好きなのか
やたら気持ち待ちの資料が充実している
ぜげ桜小町商店街入り口の垂れ幕
「見つかるさ マイセルフ きもち待ち」
商店街と関係なさ過ぎる標語
地方に行くとたまにこういうの見掛けますよね
嫌いじゃないぜ
機関車ジロー
次男だけを乗せて運んでいた次男専用の蒸気機関車で、是毛町と香川県の琴平町間を繋いでました
電車には次男である事を証明できる家系図が必要で、家系図を偽造して乗車した長男や三男は逮捕されました
何故次男⁈何故琴平町⁈
人口170人の町に一体何人の次男がいたのか
この機関車に対する興味が尽きません!
しかもここ、よく見たら始発駅ではないのですよ
琴平へ次男を運ぶ為のネットワークが
他所から連なっている事に気づいてしまった
謎の答えはきっと終点の琴平にある!
真実はいつも一つ!(知らんけど!)
クリアファイル芸人がおる町に
蒸気機関車が走る世界線
たくさんの次男を乗せ、なぜか普段よりも静かに香川県へ向かう機関車ジロー
不穏ー!
もうひたすら不穏ー!
次男、無事に帰ってこい!
旅客機を食べた太陽
東の方角に向かって是毛町の上空を飛んでいた旅客機を食べたとされる太陽
機内には操縦士のみで、間隔を保った2機で飛んでいたことにより操縦士は救助され、軽傷で済んだ
情報が多過ぎてツッコミが追いつきません!
上空でジョースター家がスタンドバトルやってたんじゃないの?
ずっと気になってたこの球体は太陽でした
色がとても禍々しいですね
何故か事件発生時の写真が残っているのだった
太陽が旅客機の中央部分を齧り食べ
機体が切断している様子
ここに来て壮大なSF感を発揮する是毛展
この展開はなんでやねん!ですわ
最後まで丁度いい胡散臭さで終わって欲しかった
でも私は概ね満足ですよ
ZEGE展
架空の町の奇妙な話を怪しく仕上げた
とても面白い作品でした!
こういうの大好き!
世にも奇妙な物語的な雰囲気と
無駄にリアルな作り込みが最高ですね♪
是毛町には多分スタンド使いが住んでると思う
是非ともまたやって欲しい
物販でガチャを回したらカズレーザーさんが出た
個人的には落石注意の看板が欲しかったです
全然関係ないけど、東京でやってた行方不明展
大阪でもやってくれへんかなぁ