前回、太陽の塔の中に入り

あてパンのイベントでビール飲んで満足した私は

国立民俗学博物館へとやって参りました


でも民博って、超危険なんですよ!

館内が広くて興味深いものが大量にあるから

のんびりしてたら全部見て回れないのです

今回も頑張って飛ばしながら見たけど

ガチで4時間かかった

最後は疲れてぐったりでしたよ

ホンマここは私的に面白過ぎて大変やねん


チケット売り場に辿り着く前からコレやもん

何回見てもスゲー!ってなる

あの階段を無意味に上り下りしたい


基本的に私は怪しい雰囲気に弱いので

お面とか仮面とか見つけると寄って行きます

舞踏会でつけるようなオシャレな仮面より

木製の精霊宿ってそうな仮面の方に興味ある

あ〜!マジ怪しい〜!最高〜!

でも、1つずつどこの民族の何用の装束なのかとか

調べ出すと時間がかかってしまうので

写真だけ取ったらサクッと進みます


骸骨なんだけど可愛い!

トランプしてる!


メキシコの骸骨人形

「酒場で興じるトランプ遊び」

いいですね〜!


コイツどっかで見た事あるんだけど思い出せない

何やっけ?絵本の挿絵とかで見た気がするねん

メキシコの「ヤギに変身したナワル」らしいけど

これが…ヤギ…だと…?


ペルーの歯医者の人形が怖すぎて二度見した


見てるだけでゾワってする!

骸骨よりコワイ!

もはや医療行為とちゃうやろ


ルーマニアの陽気な墓

いいな!私もこんなお墓に入りたい

1番右端のお墓に書かれていた説明

お墓やのに楽しそう

パリンカってルーマニアで最高級のお酒らしいよ

最後は飲んで笑ってじゃあね!って最高やな


モザンビークのアート作品「いのちの輪だち」

モザンビークでは1992年まで続いた内戦後

民間に大量の武器が広がっていた為

それらを回収するために

武器を農具や自転車などと交換しているんです

これはそうやって集めた武器を使って作られた作品

よく見ると銃の部品が使われてるのがわかります

自分達の意思で武器を捨て

平穏な生活を取り戻した人々を表してるそうです

そう、普通の人は誰も戦いなんて望んでないんやで


ナイジェリア「エグングン舞踊の衣裳」

エグングンの踊り手は先祖の化身とみなされて

葬儀や平和を祈る儀式で踊るらしい

異国の布で作られたと言う衣裳も凄いけど

顔を覆う貝がヤバいです

この姿で踊るのか!

エグングンの舞踊どんなのかめっちゃ見たい!


途中の休憩所に置いてある椅子とテーブルも

展示作品のようで素晴らしい

こんな形だしちょっとガタガタするのもあるけど

意外と座り心地はいいです


あ!ゲルだー!と思って寄って行ったら

何か近代的な物がついててビックリした

最近はパラボナアンテナや太陽光パネルが

遊牧民の間にも普及しているらしい

ゲルの中にはテレビもありました

ベッドや棚の模様がめちゃくちゃ可愛い♡

そりゃ現代に生きてるんだもん

遊牧民も昔のままの生活じゃないよね


なんやこれー⁈ってなった

島根県津和野の鷺舞の衣装

鷺の羽がすんごい凝ってる!

元は京都から山口を経て津和野に伝わった舞らしい

京都でこんなのやってたっけ?と調べたら

だいぶ昔に途絶えたみたいです

それが島根にまだ残っているのは素晴らしい!


こちらも島根県の祭で奉納された

平田一式飾の「牛若丸と弁慶」

毎年7月に平田天満宮のお祭で

各町内が陶磁器や台所用品などの一式を使って

歴史やテレビで有名な場面やなんやを作るらしい

台所用品?どういう事?

調べたら独特の発想や技巧を凝らして飾りを作り

それを競い合う競技になってるようですね

なるほど、モノ版の仮装大賞みたいな感じね!

それは一回見て見たいわ

この作品はどうやら陶器一式でできてるようです

最初ガンダムかな?と思った

島根県は奇祭が溢れてて最高ですね!


そんな感じで民俗学博物館、超堪能して来ました

途中からやっぱり気になって色々調べてしまった

世界の文化が面白過ぎて時間が全然足りないよ!

めっちゃ楽しい!!!

でもこれ、まだ常設展やねん

私の目的は特別展の「交感する神と人」なので

次はそちらの会場へ向かいます

怪しい系の展示品紹介ばかりだったので

最後は縁起のいい婚礼衣装で締めましょう♪

こう見えて私

美しい衣裳もちゃんと好きなんですよー!