旅する小林亞星

旅する小林亞星

小林亞星情報満載


会社の業績はコロナ禍からおもわしくなくて

ここ数年、毎年の昇給も年収で2000ドル程度だった。

年収は市場の同じような職種と比較されて「正当な」「ほかの会社にひけをとらない」レンジとして提示していると会社側は主張するけれど。

大好きなあたしのマネージャーが、3年くらい在籍しているチームの若造が入社したばかりの新人より給料が低いから、なんとかして昇給させてあげたいんだよね、と秘密の話として教えてくれた。

そうでないと新人は応募してくれないのだろうけど、つまりそれは今在籍している社員の年収は市場でほかの会社にひけをとってるということなのに。

11年在籍しているあたしの年収も、ほかの若手と比べたら安いんだけどと言ってみたけどスルーされた。

以前はポジションが変わらなくてもがんばった年にはインフレ率以上の昇給をしてくれてたけど
最近はほかの上位チーム(BAとか開発とか)に異動や昇格しないとインフレ率以下の昇給になる傾向にある。

インフレ率以下の昇給だと、自分の給料が目減りするという考え方は、NZの会社で働いてから教えてもらった。

今のチームでは一番上のポジションにいるし、今のマネージャーのやり方が好きで、今の仕事が好きで楽しくて、やりがいや成長もあって、ほかのチームに行きたいと思わないあたしにはちゃんとした昇給は期待できなかった。

そんなときに、今いるチームに来る前にいたチームに空ポジションが出た。
そのチームにいる仲いい同僚がマネージャーになったため。

彼のことは好きだし、前のチームの仕事も勝手がわかる。
今のチームの仕事の経験も役立つ。
わたしの給料が伸び悩んでることを知って、運試しで応募してみて、自分がいくらの価値なのか確認してみればと彼に言われて応募した。

最悪前のチームに異動することになっても幸せだし、
受からなくて今のチームにいることになっても幸せだし、失うものがない。

ついでに今のマネージャーに「仕事もマネージャーも大好きで不満があるのは給料だけだけど、あのポジション応募したから」と伝えた。

マネージャーは「すごく悲しいし、君がいなくなると困る。いくらほしいの?心に思ってる数字はある?人事からもらえるかわからないけど、交渉してみる」と言ってくれた。

あたしは年収6500ドルアップの数を伝えた。

今のチームのマネージャーが、マネージャーのマネージャーに私の応募の話を報告した。
マネージャーのマネージャーからのメッセージ

「前のチームより、今のチームがやっていることが会社の未来の目指す姿。これからポジションも増やして、新しいことにどんどん挑戦できるチームにしていくよ。5年後10年後に、前のチームに仕事は残ると思う?」をわたしに転送してきた。脅しかよ!

「仕事そのものやチームの将来自体が報酬と言って、低い年収を受け入れさせるのはやりがい搾取と言って日本ではよくある手法みたいだけど、あまりいい方法ではないよね。」と返事すると、今のマネージャーはわたしの皮肉のおもしろさをわかってくれた。

前のチームと今のチームはけっこう対立関係にあって、前のチームは今のチームに育った若手をとられているのにムカついている。

それを知ってたから、前のチームに応募するとマネージャーのマネージャーは嫌だろうなとわかりつつ、あたしは応募を切り札して使った。

面接は仲のいい同僚がマネージャーとして参加して1対1だったけど、しっかり準備して、全部の質問に澱みなく答えることができた。

結果このポジションに受かったという返事をもらった。
人事から給料のオファーが来るから待っててねと。

今のチームのマネージャーのマネージャーはその間に人事部にかけあって、あたしが今のチームに必要だと、あたしのほしい昇給を交渉して、今日それが承認された。

うれしかったし、社内の政治のおかげで勝った!と思った。

今のチームでちゃんと重宝されてたし、結果を出してたこと

今のチームのマネージャーと良好な関係だったこと

前のチームのポジションに応募した中で一番ほしがられる人材だったこと
前のチームのポジションで選ばれたらおそらくそれくらいもらえるだろう値を今のチームのマネージャーに伝えたこと

が勝因だったと思う。

この星の配置はもう再現することができないくらい、あたしの勝ちに寄り添ってた。

というか、やめられたらとても困るのに、今いる社員を大切にしない会社の在り方自体に一矢むくえた気がする。絶対伝わってないけど。

この切り札は1回しか使えないし、これからの昇給は地道に新しく作られるであろう、今のチームのポジションで結果を出していくしかないけれど、とりあえずお祝いする。

7週間の日本滞在を終えて、日曜日にニュージーランドに戻ってきた。

迷惑電話に纏わる、たらい回し大冒険があったので備忘録。

滞在中たった数回とった実家の固定電話に、日本郵便を名乗る自動音声で「配達できなかった荷物がある」と言って、オペレーターにつながせる詐欺電話が2回あった。

まだ80歳の両親はぼけてないけれど、どんどん巧妙になっていく詐欺の手口がこわくなって、栃木の強盗殺人事件もあったし、電話機で事前に防ぐ方法がないのか検索したら、最近の電話機は迷惑電話を事前にブロックしてくれるものがあるとわかった。

両親とヤマダ電機に行き、店員に話を聞いて、15000円くらいのを購入した。子機は使わないけれど、今の電話機は親機が有線なので、電話から離れられない点も使いにくそうだったから、線がないのを買った。


電話番号を登録しておくと、登録してる番号から着信があると緑、してないと赤表示になって迷惑電話かもと警告してくれる。さらに相手に名乗ってもらってから出る出ないを決められる、番号非通知なら、通知してかけるようにメッセージが流れるものを買った。


家に帰ってきて設定しようとして、ナンバーディスプレイ、ナンバーリクエストのサービスを電話会社と契約しないとこれらの機能が使えないと判明。

ナンバーディスプレイの契約をするために電話会社、ネット回線は何を使ってるの?と聞くとわからない両親。生活口座の通帳の引き落としに電話料の記載なし。家のモデムにはNTT東日本と書いてあるけど、NTT東日本に連絡すると契約はないと言われた。証書などが入ってる書類の山を漁ると、数年前の日付でぷらら、@niftyのネット回線契約書があった。どちらもご丁寧にID、パスワードが記載されてたからログインしてみたけど、ここ数年利用記録はなし。メインのメールも検索したけど該当なし。


詰んだ!と思ったところで、母の通帳に、Dカードの引き落としが毎月あった。1万ちょい。Dカードがなんだという話になり、docomo関連のクレカと判明。Dカードに問い合わせると、6月分はdocomo利用料金が17250円、docomo決済サービスが1100円と言われた。


docomoショップに行き、じじばばにまじって列に並び、母の契約はスマホやdocomo光を使ってるかと聞くとついにビンゴ。それがDカードのクレカから引き落としなのもわかった。

けれど6月の引き落とし金額が18350円、スマホ2台とひかり電話、ネット回線が12600円、スマホのあんしんパック的なのが1100円。それでも不明な5000円近く。

docomoショップの兄さんはサポート外だろうに、忍耐強くDアカウントのポータルにログインして探してくれたけでわからず。Dカードに再度問い合わせることに。

docomoショップでナンバーディスプレイの契約もできると言われたけど、NTT東日本だと70代の高齢者がいる場合、ナンバーディスプレイとナンバーリクエストは迷惑電話対策で工事、月額使用料ともに無料になるのに、docomo光は月額440円、220円かかると言われ、母は払いたくないと言って契約しなかった。兄さんが「そもそも固定電話って必要ですか?固定電話にかかってくるのは詐欺かセールスじゃないすか」って言ってて、ニュージーランドの自宅も固定電話ないしなと納得した。両親にはまだ固定電話が必要なのも理解できる。


家に帰って、docomoのサポートにまた電話をかけ、docomoの利用料金の詳細を聞いたけれど、3回くらいたらい回しに合い、遠隔サポートでとても丁寧に調べてくれたけど、またDカードに問い合わせる必要があって、ここまで待ち時間とサポートで3時間ほどかかったので、Dカードとは話せず。結局、両親が翌日問い合わせを続行することになった。

どのコールセンターも日本人で、お年寄りなどの面倒臭い問い合わせに慣れているようで、お座なりだったり、感じの悪い対応はまったくなかった。

こわいなと思ったのは、まず両親がサービスを理解せずに、サービス提供者のほぼ言いなりで契約してること。わたしがサービスの仕組みを質問しまくって理解して、両親に説明しても理解できないこと、理解しても忘れてしまうこと。

さらに最近の契約書はセキュリティ事由で紙ベースのものが減り、ユーザID、パスワードは記載されない、暗証番号も覚えてない、けど本人確認は契約者のみ。両親どちらかまたは二人ともが他界したとき、契約がわからない、わかっても委任状がなければ契約の詳細を聞くことも、解除もできない事態になる。たった1件電話回線の契約を突き止めるのに、2日がかり。これが保険、銀行、公共料金、不動産、税金となると住民票を入れてないわたしには確認にどのくらいかかるのだろう。

両親には使ってない銀行口座は減らすこと、書類は一箇所にまとめることを伝えた。次回帰国するときはもう少し一覧化できるようにしようと痛感した。

10年後には日本のシステムが少し杓子定規から離れてるといいな。

2026/05/09
日本滞在11日目
○毎回の帰省は家族4人であり、あたしが友達に会いにいくと、夫と娘の行動範囲では実家のまわりのドンキかイトーヨーカドーしか行くとこなくて、あまり積極的に友達に会いにいける機会もなく。次女とあたしだけの今回の帰国、友達に連絡しまくった。今日は20代のとき行ってた世田谷のバドミントンクラブで出会って、自分の結婚式に参列してくれたぶりの、よくいえば森山未来なCEO。SIerの会社を起こしたひとなので、これからAIに自分の仕事がとって替わられる前に何ができるか相談してみた。起業は今まで積み上げてきたことのスピンオフ、という言葉が印象的だった。自分でもときどき買ってたべるというバターフィナンシェを手土産としてくれ、お昼ごはんを颯爽と払ってくれて、次女にはお年玉。かっこよすぎて、ほんものの森山未来に見えた。

 

家族でほぼ毎年行くボートフィッシング、

今年はシーズン終わりの4月。

 

今週の水曜日に予約していたSeahawk Fishing Chartersから水曜日は天気が思わしくないから火曜日にしてくれないかと連絡がきたのが日曜日。

 

サイクロンが通り過ぎて行ったばかりの月曜日の夜に大雨の中家族でスーパーにボートで食べるお菓子を買いに行った。

 

車から駐車場のひさしにダッシュしてもずぶぬれになるほどの大雨で、叫びながらダッシュして大笑いした、ひととき。

 

こういうときは各自食べたいものを食べたいだけ買っていいルールで、ああだこうだ言いながらの買い物も楽しくて。

 

なぜか気分でサーモンの切り身を買った、わたし。

あとで後悔することになるとは。

 

月曜の夜の、火曜日の天気予報は終日95%の雨の確率で、朝5時起きも重なり、やや面倒臭いが勝っていた。

 

そんなこんなで迎えた今日は出航する朝7時から釣りが終わる12時半までは快晴で、餌を入れた瞬間に魚が釣れる超大漁の日だった。

 

水曜日に行くはずだった義父が行けなくなり、代打の義母は55センチの鯛をつりあげ、今日の一番大きな魚賞。

 

船酔いでゲロった次女もすぐに復活していやというほど鯛を釣り、

 

最初は行かないと言ってたけど、強制参加にした長女もなんだかんだで釣りまくり

 

主に餌つけ、からまった糸をほぐし、魚の口からフックをとるのを義母、長女、次女を順に夫と代わりばんこで手伝いに追われた。

 

夫は見事なkahawaiを釣り上げ、Kiwiはこの魚なぜかあんまり食べないので、スキッパーに海に返す?と聞かれ、僕の奥さんの一番好きななんだと言ってとっておいてくれた。

 

出航直後にとても大きな力強い虹が見えたり

 

長女が海に輝く太陽を見て「ONE PIECE」のオープニングみたいだねと言ったり

 

移動中にボートの隣に座った次女がやけにべたべたしてきて思う存分手遊びをしたり

 

手の力が弱ってる義母の、力が必要になる場面にすっと手伝ったり

 

強制的にデバイスフリーになった一日は最高に幸せな魚まみれの一日だった。

昨日は48歳最後の一日だった。
この一年を振りかえってみる。

 

誕生日は毎年有給をとっていて、好きなことを全部やるようにしてる。

タイマッサージ、バドミントン、映画、カフェでごはん、旅行が定番。

 

そういえばタイマッサージに行きたいなあという気持ちがなくなって、しばらく行ってない。そういえば行かなくてもいいかなと。バドミントンは今週は日水木にしたし明日もやる。映画は最近あまり見たいのがない。カフェもどうしてもあれが食べたいというほどのものがなく、それならスーパーで生のサーモン買って食べるほうがおいしいし安いしな。NZでする旅行にはもう興味がなくなってしまった。

 

というわけで今日は家でごろごろする。至福。夫が大量にサーモンを買ってきてくれたので、ぬちまーすの塩と酒粕に半日漬けてしっぽり食べる。やはり至福。





 

1️⃣夢


相変わらず今のところ夢がないのは去年といっしょ。


 

2️⃣バドミントン


最近、大けがした5年前より前の自分のゲーム動画を見ていて、あたしうまいじゃん、今よりフットワークが軽くてスマッシュ打てる位置に入るのが速かったんだなぁうらやましく思った。けれど足の使い方を意識している今は5年前より身体の安定感があることに気づいた。週1で、もくもくとひとりでフットワークするこそ練を始めてからフットワークは改善し、打てなかった球が打てるようになってきた。

 

 

3️⃣結婚とセックス


数日前に、夫がまた浮気する夢を見た。明らかに若くてかわいい子がいて、夫に「あの子に惹かれてるの?その気持ちをすすめるの?」と聞くと夫は頬を赤らめて肯定した。夢の中では常習犯のようだった。とても悲しい気持ちになって、目覚めてから夫に「浮気した夢みたよ、サイテー」と話すととても気にして「詳細話して」と気にかけてくれた。

 

 

4️⃣子育て


長女の週1夕飯当番はタコス、マカロニチーズ、ニョッキ。次女は麻婆豆腐に飽きて、最近の定番は肉まん、この前ははじめて餃子を作ってくれた。餃子の皮が1パックしかないのに、半分くらいの皮を小籠包風に小さくまとめてしまい、タネが大量に余ってしまった。どうしてそうやろうと思ったんだろうと理解できず、夫も私も叱ってしまった。ひと呼吸置いたら、小籠包風でおいしそう、と思えたかな。


 

5️⃣アドベンチャー


アドベンチャーを求めるアンテナが壊れてる。






6️⃣肉体コントロール

ChatGPTのアドバイスに従ったらひと月で4kg減った。更年期のダイエットは単純に摂取カロリーより消費カロリーが多ければ体重が減るわけではない。そんな単純だったら太ってない。摂取カロリーを減らしても疲れて動けなくなるようなら意味がない。

ChatGPTのアドバイスは前日の睡眠、朝のむくみ、疲労程度によってどんな食事をとって、どの程度運動したらいいか、補食の目安など、過去のデータと傾向を基にくれるところが優れている。

4kg減ってから停滞してるけど、元気だし、エネルギー枯渇してないし、幸せだし、いいうんこが出て、性欲があり、よく眠れてる。


 

7️⃣本
 

読んでない。

 

 

49歳での新しい挑戦への抱負は以下。
 

1️⃣夢


今月チームリードになる可能性を自分から無碍にしたけれど、以前窪美に「アキ男。は楽しいかどうかで人生を選択している」みたいなことを言われたのが降ってきて、ああそうだったそうだった、チームリードポジションは楽しそうじゃなかったから気が向かなかった、って気づいてそれがすごおく腑に落ちて楽になった。

 

楽しいかどうか、おもしろそうかどうかで進む道を判断するのって単純に思えるけど、あたしには合ってる。あとで後悔することになっても、腑に落ちてるかどうかで変わってくる。おそらく後悔さえしないと思う。というかおそらく悩んだことさえ覚えてないと思う。

 

それで夢としてはこの先会社での仕事がいつなくなっても焦らないように、何で起業するか施策をひとつ考えることが目標。

 

おこづかい投資の総資産2000ドルを目指す。


 

2️⃣バドミントン

週1でお尻の筋肉と足のアーチを意識してフットワークする、森拓郎さんのメンテナンスをこつこつ続ける。

 

ひょんなことからはじめた日本人ママ友家族と毎週末家族ぐるみでプレイするのに、ほかに3家族加わってクラブみたいになってきた。

 

 

3️⃣結婚とセックス


とんでもなく素晴らしいひと、というか、自分に合うひとと結婚してしまったなと思う。

 

オンラインショッピングで運ばれてくる、食品を入れる定型の紙袋を折ってコンパクトに収納してるんだけど、それを線に沿って折らないと嵩張ってきれいに収納できなくなるのに、そういうのを気にしないところくらいしか非の打ち所がない。

 

セックスの頻度が落ちると、夫はどうしてスキンシップできないんだろうと夜考えすぎて眠れなくなる。あたしの言い分は以下。最近は子供も夜10時近くまで起きていて、あたしは9時半にはベッドに行き、できるだけ刺激のないように寝る準備をしたい。となると夜は難しい。

 

月1くらい週末義父母宅に子供をお泊りさせようと提案しても、夫はなかなか義父母に連絡しない。となると時間と場所的に難しいよね、と論理的に説明しても、彼の感情は堂々巡り。じゃぁ代替案はと聞くとそれもない。今は子供が公文に行ってる間にUberEatsのソーセージ配達です、と言っていたすことで対応している。つまり週1くらいのセックスを努力すれば、とてもいい関係。夫は最近まめにジムで筋トレしてて、やや自己発散されているよう。
 

 

4️⃣子育て


長女も次女も最近は夕飯後は部屋で各自好きなことするようになり、でもときどき話しかけに来てくれる。思いつきにベーキングをやりたくなるみたいで、そのひとときはいっしょに何かに夢中になって楽しい。何か手伝ってとか、話したそうにしてるときには、疲れていても全力で対応する。

 

次女のクリエイティブさが悪いほうに際立っていて、いつもびっくりして叱ってしまう。命やケガをしない限りはまずびっくりしないで、クリエイティブさに目が行くようになるのが目標。

 

 

5️⃣アドベンチャー


夫には悪いが人生で一度だけ女風に行ってみたい。

 

 

6️⃣肉体コントロール


もうしばらくChatGPTのアドバイスに従って、摂取した糖質からうまくエネルギーに換えられるようになることを目指す。

 

 

7️⃣本
 

西南戦争で戦死した鱸成信というひとがどうやら血がつながってる祖先らしい。このひとが登場する「尋問の筋これあり候」を読む。


 

アキ男。27歳白書
アキ男。28歳白書
アキ男。29歳白書
アキ男。30歳白書
アキ男。31歳白書
アキ男。32歳白書
アキ男。33歳白書
アキ男。34歳白書
アキ男。35歳白書
アキ男。36歳白書
アキ男。37歳白書
アキ男。38歳白書
アキ男。39歳と40歳半分白書
アキ男。44歳白書
アキ男。45歳と46歳半分白書
アキ男。46歳白書
アキ男。47歳白書

先週木曜日にマネージャーのマネージャーから電話がかかってきて
今のチームのマネージャーの下にチームリードのポジションを作る話をされた。
主な仕事はプロジェクトのクオリティコントロール、後輩の面倒、マネジャーの負荷を減らす。

今のチームではマネージャーの次にあたしが一番経験が長く
あたしか二番目に経験が長いKiwi男子かどちらかになると言われた。
興味があるかと聞かれたので、保留にしてもらった。

気のおけない同僚(男性、キャリア積極と昇給絶対主義派インド人)や夫と話して、
この話を聞いた夜はコルチゾール系ドキドキで眠れなかったけれど
次の日にそれを押し殺してやりたいと答えた。

今日になって、休暇から戻ったマネージャーと話して
これについてまた考えてみた。

自分には向いてないんじゃないか
向いてないと思ってもコンフォートゾーンから抜け出してチャレンジすべきではないのか。

思考が堂々巡りだったのでメリットとデメリットを書き出してみた。
この方法2008年にワーホリに行くかどうか決めかねたときもやって腑に落ちた。



もし昇進したら
メリット:
チームリード経験をCVに書ける→今後の転職に有利
たぶん昇給(マネージャーのマネージャーに質問したらたぶんと言ってた、会社ケチだしな)
在籍年数があたしの半分くらいのKiwi男子にぬかされる気分を味合わなくていい

デメリット:
人間関係のストレス増える(今の若手、意味不明なことするし)


もし昇進しなければ
メリット:
後輩にわからんことを聞かれたり、助けられなかったときにもやもやしない
自分の能力を疑う機会が少ない
今までと同じで自分の仕事だけちゃんとやっていれば評価される


書き出してみて、また同年代やや年上の同僚女性2人(ひとりは日本人、ひとりはイギリス人、ストレスマネジメント重視派)と別々に話してみて、もう自分の中ですでに答えが出てたことに気づいた。

あなた、周りの評判いいから評価されてないわけではないから大丈夫と言われて涙。

更年期でストレスを一番避けたいときに
おそらく多くとも数千ドル程度の昇給しても割に合わない。

AIにとって代わられたり、リストラに合わない限り
この会社のひとと仕事が好きで、おそらくこれからも積極的に転職はしない。
CVに書ける一行が増えても、享受できない。

自分の心と身体を大切にしたいし、そうしよう。
テーブルから降りることは負け犬になる気がしてたけど、逆にとても勇気ある選択ができた。

気持ちいい晩夏の朝、
南オークランドで栗狩りしてきた。

ガソリンはリッター50セントくらい上がってて、こんなふうにガソリン代を気にせずお出かけできる日がいつまで続くのだろうと漠然と不安になりつつ。

早起きした次女は助手席に静かに座ってて、まったく渋滞のない道、心なしか快晴の日曜日をみんなウキウキしながら運転してる気がする。

日差しがあたたかくて、今シーズン初の栗狩りは去年より雨が多くて、大ぶりとのことだった。

去年ここに来たのはシーズン終わりで、もう小さいのしかなかったのを覚えてたから、去年一番大きかったサイズが、今年は持って帰らないサイズでワクワクした。

中国人ぽい夫婦がすでにはじめてて、うちは到着したのが2番目だった。キラキラして、まるまるとした栗を見つけるたびに自己肯定感がふわっとして、とても幸せだった。

キロ6ドル、4キロちょい収獲して25ドル。

ヨーロピアンぽい見た目のオーナーが、これまたヨーロピアン系のお友達ぽいひとにおすすめの食べ方を聞かれてて「頭とお尻を切ってスライスして、フライパンでオリーブオイルでさっと炒めてスイートチリソースかけて、オーブンでロースト」って言って、あたしと次女はそんな栗の甘さを台無しにするような食べ方教えないでって真っ先に思ったけど、おそらくうしろに立ってた先程の中国人夫婦も同じこと思ってたに違いない。

帰り道、車の中で4キロの栗で何作ろうと次女と話し合って、ああでもないこうでもないと出来上がりを想像してよだれが止まらなかった。

こんなシンプルな食べることと生きることが続けられる幸せな日々が続いてほしい。

中学に入学したばかりの次女に、翌日に学生証の写真の撮影があるからと
耳たぶまで伸びた前髪を切ってと言われた。先週のことだ。

長女の前髪も頼まれておととしくらいまでは切っていて
そのときは短くなりすぎないようにとても注意していた。
長女はこつをつかんで今は自分で切るようになった。

久々に誰かの前髪を切ることになり
そのだんだん短くする方法をすっかり忘れていて
次女の前髪はうっかり切りすぎてオンザになってしまった。

眉毛のちょい上だし、おでこがひろい黒髪の和風美人な次女にはとても似合っていたけれど
鏡を見た次女は、ひっつめにすると男みたいと、取り乱して大泣き。

ひたすら謝り、とりあえず翌日学校を休むことや
元美容師の義母にお願いして横に流れてる長い毛を短くして前髪を増やすことを提案した。

次女の涙は止まらなかった。

髪の毛をふたつに分けて三つ編みしたら男みたいには見えないよと提案すると涙が止まった。
翌日の朝にはすっかり元気になってオンザの三つ編みがとてもかわいくなった。

そういえばあたしも厳しい校則が有名な公立中学に入学する前日、
前髪は手で抑えてまゆげにはかかってはいけないと書いてあり
くそまじめに手で抑えてまゆげにかからない位置で前髪を切った。

直毛のあたしの前髪はぱっつんで、毛先が浮いて、それはそれはやばい外見になった。
入学式の写真にも写ってる。
やばい外見にすごく落ち込んだのも覚えてるし、それの横にあったのはやはり三つ編みだった。

あたしの家系には中学の入学時にオンザで三つ編みという呪いでもかかってるのだろうか。

やばい前髪でもあたしにちゃんと友達ができたように、
次女も前髪に臆せず友達ができたみたいで幸せそうでなによりではある。

2026/01/27
日本滞在34日目
○人間ドック、顔のしみとり2箇所、皮膚科、ヘナ染め2回とカット、フェイシャルエステなどのメンテ系は今日の歯医者で完了。顔のしみとりは10日くらいでハラりとかさぶた取れた。

○札幌の紀伊國屋で太宰治の英訳2冊を買った文スト大好き長女。「自分から文豪の作品読もうなんてすごいねー」と褒めるあたしの母に、「おもしろいから読みなよ」と日本語版の「人間失格」を購入。プレッシャー感じつつうれしそな母。うらやましくてあたし用にも一冊買った。母もあたしも若いころからけっこうな読書量だったけど、なぜか一度も通り過ぎなかった太宰治。

○次女の小学校のお友達と公園にてお別れ。真っ暗な中10人でやっただるまさんが転んだ、が新ルール追加で進化しててアップデート。何回も何回も次女とハグする名残惜しいNちゃんにうるうる。4年越し3回目のさよなら。また来年、できれば。

○日本で食べたいもの全部食べて、ほしいものは全部買ったった。幸せだった。明日NZに帰るけれど、悔いなし。

2026/01/24
日本滞在31日目

○富良野で5泊した、ホテル&コンドミニアム一花が記憶に残る圧巻なホテルだった。普段はビジホばかりに泊まるけれど、富良野にスキー滞在するのにたまたま見つけたこのホテル。何もかもが居心地良かった。客室がおしゃれで洗練されててゆったりしてる。お風呂とトイレが別で洗い場がある。暖房つけてなくてもあたたかい。部屋からの景色が絶景。朝ごはんがめちゃくちゃおいしい。洗濯機の利用が無料。応対してくださった熟練ぽいスタッフのKさんがとても丁寧で親切で心遣いがあり、有益な情報を折々でくれて、滞在を特別なものにしてくれた。このホテルに泊まりたいからまた富良野に来ようと思った。そんなホテルに出会ったのははじめてて、チェックアウトがもはや失恋かのごとく未練がましかった。


○このホテルの、朝ごはんに出てる抹茶ムースが濃厚ではっとするようなおいしさで、5日間毎朝食べた。毎朝食べるたびにはっとした。